団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

株式併合

2014-04-28 07:58:33 | 経済

 株式併合

2014428日(月)

 私は26日のブログでマツダの配当が今期(20153月期)10円を計画している(昨期1円)と書きました。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/413f170776fd7dbcd75220fcc81e53b3

 そのことに関して、実は株式併合のうえでということでした。現在の5株を1株に併合するということです。つまり1,000株持っていた人は200株になるのです。理論的には株価は5倍になりますので、併合に伴う損得はないということになりますが、株価的には少額投資家が少なくなるため、マイナス要因が働くことになると思います。

 ネットで株式併合について調べてみると、メリットとしては株主数が減少するため会社側の事務コストの低減にあるということです。現在マツダの株価は460円程度ですが、株式併合によりその5倍の2,300円程度になります。株主としての権利の行使は最低1,000株必要ですので、230万円程度投資する必用があります。ただ、それは投資家にとっては金額が大きすぎるので、単位未満株つまり100株単位での売買が認められるようになると思います。これにより実質的には少額投資家が少なるということはないでしょう。先ほど、「株価的にはマイナス要因が働く」と言いましたが、実質的にはそれないと(あくまで私の独断ですが)予想します。

 私の記憶だと、マツダ株の出来高は2年以上概ね10位以内に入っていましたが、併合後はそれはなくなるでしょう。余談ですが、朝日新聞では出来高上位株を掲載していますが、私は売買額の上位にすべきだと思います。出来高上位を掲載するのは「人気株」はどこかという意味がありますが、株式併合は株式分割で影響を受けるとしたらナンセンスです。(注 出来高上位を載せる意味がない訳ではありません、株式市場が過熱すると特定銘柄に売買が集中するという傾向がありますので、その尺度にはなります。)

 問題の配当の額ですが、2円というのは少な過ぎるという印象です。私が試算したところによると、一株当たりの利益は約70円になりますので・・。(注 営業利益での試算です。)

 

 以下は、日経ニュースです。

 

 マツダは25日、2015年3月期の連結純利益が前期比18%増の1600億円になる見通しだと発表した。円安の追い風はなくなるが利益率の高い新型「マツダ3(日本名アクセラ)」の拡販で2期連続最高益を狙う。年間配当は10円(前期は1円)を計画。8月に5株を1株に併合するため配当は実質2倍になる。

 売上高は8%増の2兆9000億円となる見通し。世界販売は7%増の142万台を見込む。国内新車販売は消費増税に伴う駆け込み需要の反動で6%減るが、北米や中国など海外販売の伸びで補う。

 営業利益は15%増の2100億円となる見通し。為替変動は30億円の減益要因となるものの、台数増加や利益率の高い独自の環境技術「スカイアクティブ」搭載車の比率上昇が600億円の増益要因となり増益を維持する。

 同日発表した14年3月期の連結決算は、売上高が前の期比22%増の2兆6922億円、純利益が約4倍の1356億円だった。円安効果が1127億円の営業増益要因となった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする