すき家
2014年5月2日(金)
消費税増税後初めて、ファーストフード店のすき家へ行きました。増税後にも関わらず牛丼を税込の額で10円値下げした店です。
この店の経営努力は凄いと思わざるを得ませんが、多くの店は当然のことながら増税分を価格へ転嫁していますし、巷では便乗値上げが多く指摘されています。消費税は更に来年10月から10%になることが決まっています。僅か1年半で5%→10%へのアップですから、凄まじい国民からの収奪と言えるでしょう。私は個人的には生活にアップアップしています。生活が苦しくなるのにupとは之如何に!
・2014年4月8日、広島市南区「すき家」
全国展開の店ですので、同じ店構えです。
平日の13:30頃とあって、店内は閑散としていました。
10円値下げしたというメニューです。
他のメニューも安いです。
何と、注文して1分後には出てきました。「早いですね。」スタッフに言うと、微笑んでいました。
肉は調味料による味付けで肉本来の味はよく分かりません。まぁ、率直に言って肉の味ではなく調味料の味ということですな。ご飯は掛け値なしに美味しいものでした。
安いメニューがずらりと揃っています。ただ単に生存ということであれば、一日1000円で可能という状況です。格差社会の申し子のような店とも言えます。
消費税増税でどのような社会になるのか・・、私は格差がますます広がる世の中になると予想しています。みんなでシェアするのではなく、弱者をますます切り捨てるという世の中です。
「格差」ということで言えば、アメリカは凄い格差社会ですね。
シンクタンク「デモス」によると、ファーストフード業界最大手10社のCEOの平均年収は、従業員の約1200倍!ということです。CEOの平均年収が24億2862万円に対して、従業員のそれは194万円以下です。
世に最低賃金というのがありますが、私は「最高賃金」というのがあっても良いと思います。
http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/99ec672222ade89b89d450dfc62de030
帰り際、スタッフに米が美味しいと言いました。牛丼が売りの店なのに肉が美味しくないとは、皮肉なものです。(金額を考慮すれば、文句は言えません。)私の内心の思いを知ってか知らずか、スタッフは微笑んでいました。