団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ちから 2016 長野・つけば

2016-03-17 12:01:53 | 食べること

ちから 2016 長野・つけば

2016年3月17日(木)

 お出かけ途中に、寄ったのであります。「ちから」は広島のチェーン店です。

 

・2016年1月13日、広島市南区「ちから」。

 

 

 大盛(1.5倍)とミニ(0.5倍)のメニューがありますから、ミニは私向きであります。かけうどんですが、スタンダード370円也、大盛470円也、ミニ250円也となっています。どういう積算にしているのか、分かりませんが、大盛が割安に感じます。

 

 ファストフードという言葉がない時代から続いている店です。

 恵方巻き。

 「恵方とは、その年の幸福を司る歳徳神(としとくじん。年神様の別称)のいる方角のことで、その年の最も良いとされる方角です。」(ネット参照)

 広島弁では、「良い方」というのを「えぇ方(ほう)」と言いますから、「恵方」というのは理解し易い言葉です。

 

 ・・で、思い出したことがあります。「乾」というのは方角で北西のことですが、1998年ころ私の職場に臨時職員として旧姓が乾さんという方がこられました。その時は方角のことを知らなかったのですが、ふとしたきっかけで、方角ということを知り、そして偶然にも、乾さんが私の席から北西の方角の席だったのです。私が何か、駄洒落を言ったのは勿論であります。「乾さんが私の北西方角に座っている、恵方(えぇ方)ですね。)多分、相手には分からなかったと思います。

 まだ、続きがあるのです。乾さんは長野県の上田の出身だったのです。どうしてそれを知ったか覚えていないのですが、その年バイクで長野県から能登半島を回って、山陰から中国山脈経緯で帰るというツーリングを予定していたので、そのようなことから知ったのかも知れません。当然、聞きましたです。美味しい食べ物はありませんか?乾さんが言ったのが「つけば」という言葉でした。

 

http://blog.nagano-ken.jp/josho/info/366.html

 

 上田市到着後、行ってみました。アユ料理ですね。高かったです。観光になっているのですね。塩焼きを宿で食しました。

 乾さんは、上田高校の出身ということも聞きましたので、上田高校へも行ってきました。お城の中にあるという何とも贅沢な学校でありました。夜も少し徘徊しましたが、昔の街並みが少しではありますが、残っていて、情緒豊かな町でありました。

 

 家族連れが客層であります。

 妻が注文した肉うどん(スタンダード)。

 私が注文したラーメンミニ(2/3)450円也。

 

 ・・で、乾さんは、妊娠したということで辞めました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竈さらえ 著者:見延典子

2016-03-17 07:09:09 | 

竈さらえ 著者:見延典子

2016年3月17日(木)

 そもそも本はあまり読まないし、数少なかった蔵書(と言えるようなものではありませんが)はとっくの昔大部分処分してしまいました。この本は、珍しく最近買った本です。

 短編小説集で、「問題小説」に掲載したものが多い。大衆文学というのでしょうか。読んでみて、私がその時代のことを良く知っている訳ではないのですが、時代考証に優れていると感じました。

 

 中でも、「廓めぐり宮島詣り」が面白かったです。江戸時代の設定です。江戸時代の性風俗はおおらかだったと聞いていますが、それがよく表現できていると思いました。

 とてもおおっぴらな性であります。

 宇能鴻一郎のエロ小説もおおっぴらでありますが、どことなく、男性性による女性を凌辱する感覚が見え隠れします。著者の見延典子さんが女性であるためか、そもそも江戸時代がそうだったのか、男女が対等の関係で扱われているのであります。

 実は、見延さんの講演会を聞きに行ったのです。友人に誘われたのですが、時間がちょっとあったため、一杯ひっかけたのです。それでなくても、忘却力が優れているので、何の話をしたのか、全く覚えていません。

 ただ、コメントを求められたので、広島市の助役経験者が2人来ていまして、そのお二人のことをしゃべった記憶があります。多分場違いのことを言ったのでしょう。(^_^;) 

 レジメが本の間に挟んでありました。

 これをみると、私が時代考証が優れていると感じたのは、間違いではなかったですね。よく調査・研究しておられます。

 題名の「竈さらえ」ですが、「領内または他国から入りこみ、届を出さず城下に住みつく、いわゆる内所竈を、いっせいに摘発することをいう」ということです。

 ふとしたきっかけで知り合った少女と少年ですが、少年が内所竈であったため、親とともに役人に虐殺されます。それを目の前でみていた少女は自ら裕福な家であることを自覚し、少年の家庭とのギャップに衝撃を受けるという哀しい物語なのであります。

 

 この本も、「回る文庫」に回すことにします。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/d9d0b77de685ee8491089e29d054eae3

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする