高速道路120キロ 安全面が不安
2016年3月30日(水)
高速道路の速度規制が120㎞に引き上げられるといいます。
それに対して、「不安」との投書が出ています。私は、全く同感であります。
末尾は、自動車評論家の国沢光宏氏のブログです。長いですが、引用しました。国沢氏は、知識レヴェルが高く、日本の自動車評論家の中では群を抜いていると評価していますが、この120㎞に関する記述については、いただけません。
国沢氏は、現行80㎞の規制でも98㎞で走っていると言います。確かにそうですが、(乗用車が120になれば、トラックは100になると仮定して)100になれば、120で走り出すのです。
一方、乗用車も120になれば、150程度で走り出すようになるのです。
規制はその現実を考慮して決める必要があります。その前提で言うと、私の経験では、トラックが超恐いです。いやー、車間距離5mくらいで煽り運転をする輩の何と多いことか。また、トラックに限らず、車間距離を置かずに走っている車の何と多いことか!私しゃ、サーカスを見ているような感じです。私が走行車線で走っていて、前後の車の車間距離が十分としても、追い越し車線で、車間距離が短いことが原因で事故が起きた場合、私は巻き込まれる可能性が高いのです。その場合の事故エネルギーはどうでしょうか?衝突エネルギーは速度の二乗に比例すると言われていますので、仮に120で走っている場合と150で走っている場合を比較すると、速度は25%増にも拘わらず、衝突エネルギーは56%増と凄まじいことになるのであります。
確かに、道路、自動車とハード面だけで言えば150にしても何ら問題はないでしょうが、この投書者の言うように、運転するドライバーの問題があります。
違法又はマナー違反が多い運転状況である限り、安全面の不安は当然であります。
運転支援システム、①車間距離を保つ、②居眠り運転を知らせる、などをトラックに付けないと、速度規制を緩和するのは無謀と思います。
以下、国沢氏のブログ
高速道路の速度アップに関してのニュースを見ると、記者さん達の「脳内イメージ」と現実の差にアタマ痛くなる。どうやら皆さんトラックは80km/hで走っていると思っているらしい。「タマにゃ高速道路で回りのクルマを見なさい」と言いたいです。大型トラック、メーター読みだと98km/h前後でリミッター稼働。皆さんほぼ上限速度をキープしている。
一方、乗用車の一般的な流れの速度は追い越し車線でメーター読み120km/hくらい。日本車のクルーズコントロールの最高設定速度(110〜117km/h)より少しだけ速い感じ。仮に120km/hになったとしよう。おそらく追い越し車線の流れの速度は今と大差無いと思う。様々な経験値から、普通の人だと130km/hで満足するからだ。車速差が10km/h増えるだけ。