年金制度の国際比較
2016年3月7日(月)
なぜか、年金者しんぶんを購読しているのであります。
年金制度の国際比較が出ていました。
年金制度は複雑ですので、この国際比較でどの国の制度が良いかは、私には全く分かりません。仮に分かったとしても、税の仕組みであるとか他の社会保障制度がどの程度充実しているか等の問題がありますので、トータルとして(高齢者にとって)どの国の制度が良いかは、誰にも分からないでしょう。ましていわんや、多くの人はその国に一生住む訳ですので、生涯を通じての社会保障制度が他国と比較して良いか悪いかは、これ皆目見当がつきません。
ただ、私しゃ、団塊の世代の一員として、後世代の人達よりか年金制度は良いと認識しています。ただ、そういう私にも言い分がありまして、今、小中学校にプールは常識でしょうが、私の場合は小中学校はなく、高校にはありましたが、水が濁っていて、下が見えないようなプールでありました。何が言いたいかというと、社会のインフラとか世代間で社会保障制度がどのようになっているか等トータルで見ないと、どの世代が良いか・悪いかなど、分からないのであります。十分な情報なく、世代間の対立を煽るようなことは、よしましょう。
話が逸れましたが、その年金制度の運用を政府はGPIFなる機構で株式運用をしているのであります。TV討論番組で、識者でこれを良しとする方は、これまでお見受けしたことはありません。ヤベー首相の見解を聞いていると、長期スパンでみると株は上がるということを信じているようでありますが、これは全く根拠がありません。一番問題なのは、仮に損失が出た場合、誰も責任を取ることができないような金額であります。仮に1兆円の損失が出たとして、1兆円とは、1,000,000,000,000とゼロが12あります。私が毎日100万円使ったとして、1,000,000日(百万日)!!!!かかります。
原発問題にしてもそうですが、政治家の誰も責任を取ることのできないような問題については、国民投票で決すべし、であります。