弾劾裁判
2016年12月9日(金)
韓国の大統領の弾劾裁判が決まりました。憲法裁判所で弾劾が判決されると、大統領は罷免されるということです。しかし、問題なのは、憲法裁判所の裁判官が大統領寄りの人が多く、弾劾になるかどうかは不透明です。
朴大統領の支持率は今や4%という事態になっていますので、弾劾にならないと、暴動でも起きかねないということです。
私は、民主主義制度の仕組みの不備があると思います。直接選挙で選ばれた大統領ですから、直接選挙で罷免される仕組みが必要ですね。日本の首長のリコール制度のようなものが必要です。
つまりは、私ゃ、韓国の民主主義は機能していないように思うのです。
民主主義が機能していないということでは、日本も最悪に近いですね。一票の格差の是正がなされていません。それどころか、3割台の得票率で7割の議席を得ることができるという小選挙区制の弊害により、民意が正しく国会に反映していません。
そして、その虚構の多数による数のおごりで、ヤベー首相は暴走しています。今国会の強行採決はあまりに酷いです。
先日の党首討論でも、ヤベー首相のおごりは際立っており、質問に答えるのではなく、自説を(時間稼ぎと思うのですが)延々とと述べるだけです。全く真摯さがありません。
私ゃ、この政権に正統性はないと思っています。