団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

濃厚接触の3時間

2020-06-08 11:52:15 | 新型コロナウィルス

濃厚接触の3時間

2020年6月8日(月)

 

 密閉、密集、密接の三密が悪いようなイメージになっていますが、これこそが人類にとって一番大切なものであります。

 

 私は、コロナに対して、三密でも防ぐことができるようにならなければ、真にコロナに勝ったとは言えないと思うのであります。

 

 6月2日、3か月振りくらいに、二人の姉夫婦と会食しまいた。


 特段感染症対策は行っていませんでした。





 さばへしこがあるのは、珍しいです。ただ、私ゃ高血圧で塩分摂取を抑えていますので、食しません。



 久しぶりで、テンション上がりました。酔っ払って訳解んないことを言ったのですが。一つだけ覚えていまして、

 「今や、アメリカが最弱国ということが明らかになった」と言ったのであります。

①アメリカの感染確認者数、死者数を見れば明らかです。軍事費に528億ドルをかけている「超大国」がこの様です。

②トランプという世紀の大〇〇を大統領に選んだ国であります。今年の大統領選挙で再びトランプを選ぶことになれば、その後遺症は?想像もできません。

 

 ニック・ハノーアーさんは、

「持病のある人ほど重症化しやすいのと同様、元から病巣を抱えた社会ほど打撃が大きいのです。米国には、コロナとは別の『ウィルス』がはびこっていました」と述べています。 「別のウィルス」とは、

 「約40年かけて深まった新自由主義です。税金を減らし、賃金を低く抑え、企業への規制を緩める。富裕層が富めば、いずれ庶民にしたたり落ちる。そんなトリクルダウンの考え方が政治や経済を支配していました。政府の役割が軽んじられた結果、格差という病巣が広がり、社会のあらゆる側面でウィルス危機に無防備になっていました。」と述べています。

 

 アメリカは貧困と格差の拡大で、脆弱な国になりましたです。日本もその道を突き進んでいます。

 


 

 






 約3時間の濃密接触でした。ただ、それは、極めて人間らしい営みでありました。

 

 

 東山動植物園の上野吉一さんは、次のように述べています。(5日朝日新聞「新しい生活様式」動物学者はどう見る)

 

 料理をふるまったり、一緒に食べたりという行為は、それ自体がきわめて人間的だということです。・・料理と供食は人類に共通で、それによって食文化は発展してきた・・

 ヒトにとっては特に食べるという行為は栄養摂取だけでなく、コミュニケーションとしての意味も大きく持っているのです。

 

 チンパンジーは、体が大きくて力が強いだけでも信頼されません。リーダーの座を争ってオス同士のケンカが始まったときに、群れのメスたちがこぞって加勢したオスが最後は勝ち残ります。そこで支持されるのは、普段から弱い者の面倒見がいいサルなのです。

 

 トランプ大統領って、超大国のアメリカの大統領だから、皆が相手にするだけで、弱小国の大統領だと誰も相手にしません。

 

 弱小国の大統領であっても、弱い人の面倒見がいい人であれば、皆から尊敬されます。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする