団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団演奏再開

2020-06-10 17:07:09 | 新型コロナウィルス

広島交響楽団演奏再開

2020年6月10日(水)

 広島交響楽団が演奏を再開します。

 昨日、神戸に住む楽友からメイルがあり、知りました。昨日の時点で明日(つまり今日)からチケットが発売になるというのです。

 ・・で、困りました。

 県立広島病院に受診予約をしていたのであります。予約時刻が、丁度チケット発売開始と同じ9:00! こりゃ、万事休すであります。

 というのは、携帯のない時代のことで、病院の予約は、大抵30分くらい遅れるのが常でありまして、余裕のヨッちゃんで℡できました。

 

 7月17日、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番と、シベリウスの交響曲第2番です。

 全2001席ですが、半分しか売りません。

 ・・で、チケット代ですが、A席4800円の3割引き! えっ!私は会員ですので、これまで2割引きだったのに何故「3割」! スタッフの説明によると、公演の延期で、会員の皆さんに迷惑をかけたからだと言うのです。

 誰も、迷惑なんて思っていませんよ、コロナが原因なのですから。しかも、公演の中止・延期で一番困っているのは、広響ではありませんか。私ゃ、悲しくなって泣けてきました。広響にそのように思わせてしまった責任の一端は私にもあるのではないかと考えたからです。

 

 根底には、日本の芸術文化に対する評価の低さがあるのじゃなかろうかと思ったのであります。

 何処のドイツの文化相は、「芸術文化は、生命維持に不可欠」と言いました。メルケル首相は、(コロナ予算は)「青天井」と言いました。一方の日本でありますが、多くの交響楽団は危機に瀕しておりますです。

 

 余談でありますが、「生命維持に不可欠」って大袈裟と思う方もいるかも知れません。そういう方には、音楽歴史家の皆川達夫さんの言葉を聞いてみてください。

 「戦争への絶望や死の恐怖にさいなまれた葛藤の時代 皆川さんの心を救ってくれたのは当時聴き続けていたヨーロッパや日本の音楽でした」

 

 大袈裟ではなく、この復活公演は、広響にとって歴史的演奏会になると思います。私は、1972年の広響がプロになって初めての公演を覚えておりますが、感動的でありました。ショスタコーヴィチの「森の歌」を演奏したのであります。その時に負けず劣らずの演奏会になると確信しておりますです。フロアとステージとの熱い連帯の意志が感じられることでしょう。圧倒的な拍手!!であります。ブラーヴォは控えましょう。(笑)

 

 広響は、私の生命維持に不可欠なのであります。←これは、少々大袈裟(ハハハッ)

 

 

 本日の外出は、県立広島病院への受診でありました。

 8:30病院到着。検査、受診で病院を後にしたのが、13:15。ほぼ密閉空間でありました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする