団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団ディスカバリー・シリーズ~ベートーヴェン生誕250周年~

2020-10-07 05:41:13 | 音楽

広島交響楽団ディスカバリー・シリーズ~ベートーヴェン生誕250周年~

2020年10月7日(水)

 10月2日、広島交響楽団ディスカバリー・シリーズ~ベートーヴェン生誕250周年~へ行って参りました。

 


 今日は、wifeではなく、車と一緒に行きました。(笑)

 60分100円で、相場の三分の一程度であります。




 2号線をまたぐ陸橋の上からです。


 帳が丁度良いコントラストになっています。







 今日のお目当ては、ベートーヴェンの7番です。

 ベートーヴェンの中では、一番聴きたい曲であります。

 1楽章始まった冒頭では、私のイメージとは違っていましたが、3楽章4楽章は、もう興奮の坩堝にはまったようなものです。ただ、残念なのは、3楽章と4楽章を切れ目無く演奏されなかったことです。あそこで一呼吸置くと、坩堝が冷めちゃいます。(笑)

 

 




 チェロの岡本侑也さんて知りませんでした。もちろんテクニシャンで、これからもっともっと注目される存在になると思います。

 




 ベートーヴェンの「命名祝日」でありますが、ベートーヴェンにしては印象に残らない曲でありました。

 というか、「事件」のため、集中して聴くことができなかったのです。

 「事件」とは、隣(といってもコロナ対策で一席空けてですが)に、何とマスクをしていない80歳代と思しき輩様が座ったのであります。

 入る際に、マスク・検温をしますので、確信犯で後に外したのでありましょう。トランプと同様非科学的な輩様であります。

 これでも大変なのでありますが、何とこの輩様、靴を鳴らすのであります。「キュ キュ」。高級な革靴を自慢したいのか! 私が、注意すると、「何もしていませんよ」と宣われます。

 私は、たまらず、緊急避難として席を変わりましたです。

 

 岡本さんは、アンコールを2曲。2曲目は、自身が声も出しました。出したと言っても歌ではなく、チェロと声の二重唱的に「あ音」だけであります。









 このチェロの曲は、もちろん現代音楽でありますが、ベートーヴェンの時代とは比べものにならないくらい表現の幅があります。琴のように演奏し確かに琴のような音を出しました。チェロの曲としては、これまでで一番の最弱音、最高音も聴きました。

 何せ、2列目の席でありましたので、迫力満点で、隣に靴キュキュの輩様がいなければ最高の演奏会でありました。

 













 私が座った席からです。



 アンコールは、ベートーヴェンの月光のオケ版でした。その前に下野マエストロの解説があったのですが、何と、ベートーヴェンに恋人との間に「子どもができた」と言われました。私ゃ、ベートーヴェンに子どもなんて、初めてであります。いやー、本当にベートーヴェンに子どもがいたなら、世紀の大事件で、ノーマスク・靴キュキュ「事件」どころではありません。(笑)

 

 

 

コメント
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