法より強い力
2021年02月23日(火)
菅親子贈収賄疑惑事件でありますが、法より強い力が働いていたと考えられます。
23日の朝日新聞です。
総務相の幹部職員が中見のないスカスカ恥知らず超独裁政権の菅氏の長男から接待を受けていました。
贈収賄事件では、単独犯が多いですが、今回の贈収賄疑惑は、総務審議官(次官クラス)を初めとして、ラインの担当者軒並みであります。総務相ぐるみで贈収賄疑惑に関わっていたことになります。これほどまでに大規模は前代未聞と思います。
21日の赤旗です。
これら、幹部職員は、職員に対して「倫理」を説く立場でありますので、該接待が違法であることは、百も承知であります。
にも関わらず、喜々として(7万円の接待を受ければ楽しいでありましょうなぁ!)接待を受け、行政を歪めていた(その可能性が高いと言わざるを得ません。)のであります。
ここには、総務大臣、官房長官、総理大臣と権力を渡り歩いていた菅氏の威光が法より強い力を発揮していたのであります。こりゃもう砕けた話、アウトローの世界であります。背筋が凍りつくような、恐い話であります。
「法をも支配する威光」をウィルスと例えると、弱点は、人々の連帯の力であります。皆がウィルスに気をつければ死滅してしまうのであります。来る総選挙が、ゼロウィルスにするチャンスであります。