日本は致死率が上昇しているんです
2021年04月05日(月)
新型コロナウィルスによる致死率は、日本は上昇しているんです。世界全体では下がっているのに、です。
2020年12月01日 2021年04月01日
・日 本 1.4% 1.9%
・世界全体 2.3% 2.0%
私は、感染者、死者のデータをメモしているんですが、1か月前にこのことに気づきました。その後、マスコミの報道を注視してきましたが、このことに触れたものは、私は知りません。
今日の朝日新聞です。
私の疑問が解けました。
高齢者施設でクラスターの大量発生が原因であります。
高齢者施設については、大分以前から定期的なPCR検査が必要と言われてきました。政権は、このことをずっと放置して来たのであります。2面の記事では、慶応大の磯部哲教授のコメントとして、「感染者が増えれば、病床が不足することは1年前からわかっていた。だが、問題は置き去りにされ、病床や医療スタッフを活用、調整する仕組みを厚労省はつくれなかった。無症状者への検査拡充も放置されてきた」と指摘されています。
高齢者施設でクラスターが発生しても、医療機関に入院できず、十分な治療を受けることがでずそして死に至った訳であります。こりゃもう、人災と言わざるを得ません。
この朝日新聞の記事は、そういった現状を知らしむる意味において、重要ですが、世界との比較が無い! 世界との比較をすれば、日本がいかにコロナ対策で遅れたかということが分るのであります。
ワクチンの接種もそうであります。世界最下位クラスです。→この方はマスコミはよく報道しています。
私は現時点で、変異株の第四波に備えて緊急事態宣言を発出すべしと思いますが、今の政権は、「後手後手中途半端支離滅裂右往左往」の対応しかできません。もう既に宮城では医療逼迫が起きています。大阪も間近でしょう。そして次は東京であります。暗澹たる思いでありますなぁ!
池江選手には、ただただ敬意を表するのみであります。私は、白血病を発病し長期入院になった時点で、選手生命が終わったものと思っていました。それを、驚異的な努力により克服したのであります。政権にこの努力の欠片でもあればと思うのであります。