感染症の日本史 磯田道史著
2021年09月02日(木)
私ゃ、無名でありますが、本を読まないことで「有名」なのであります。(笑)ところが、お節介な人、といっても従姉でありますが、私に本を貸してくれたんですね。「貸す」と言ったって、読めってことであります。
磯田道史さんの本であります。歴史家として磯田さんはTVで何度もお目にかかっていて、(注 私が一方的にTVを見た場合でも「お目にかかる」って表現をするのであります。)その卓越した記憶力というか史実から紡ぐ能力というか、敬服120%の方であります。
感染症の歴史を膨大な資料を基に読み解く作業は、私は宇宙的規模と思わざるを得ないようなものでありまして、ここにその詳細否部分的にも紹介するのは、私の能力では叶うハズなく、興味・関心がおありの方は購読を勧めるしか能がありません。
・・と、読み進んでいくと面白い記事がありました。福沢桃介に関するものです。どのように面白かったかというと、私の過去のブログを読んでいただきたいのであります。
それにしても、菅総理大臣のここ数日の動向は、主権者である国民を恐れおののいている感がいたします。菅氏の目的は、引き続き権力の座にしがみつこうということであります。そのためには、自民党総裁選挙に勝たねばなりません。有力な候補がいないと言われていたところに、岸田氏が二階切りのカードを引っ提げて登場いたしました。岸田氏の評判が中々のものであることを知ると、慌てふためいたのであります。総裁選挙の前に人事を行う!?→道理もへったくれもありません。飛行機で言えば錐もみ状態で落下中といった有様でありましょう。急浮上を狙って、総理大臣としての権力の象徴である解散を画策したのでありますが、そりゃいくらなんでも、自民党全体の沈没になってしまいます。巷間言われているところでは、小泉某等が羽交い締めして抑えたとか・・。最高権力者がみっともないったらありゃしない。というか、最高権力者としての権威もなにもあったものじゃありません。
その後も、党内実力者と会談に会談を重ねているようでありますが、私には何をコソコソ謀議しているかは容易に想像できます。いかに主権者である国民に、その醜い姿を見せないように画策しているかということであります。
私ゃ、菅氏が総裁選挙で失脚すれば、少し光が見えてくるのかなと思いますです。