寡占の弊害
2021年09月30日(木)
「トヨタ系不正車検が次々」と報道されています。
28日の朝日新聞です。
私は、これは自動車市場におけるトヨタの寡占状況が作り出しているものだと思っています。
本題に入る前に、一昨日、日産のディーラーに行き、試乗をさせてもらいました。
ハイブリッド車のキックスに試乗いたしました。加速力は競合のトヨタのカロクロよりか優れています。日産では「ワンペダル」と言っていますが、アクセルペダルの踏み込みかげんにより強い減速Gが働き、停止まで持っていくことができます。ブレーキペダルを踏む場面が大幅に減少し、楽ちんであります。他車にはない優れた点であります。
にも関わらず、トヨタに比べて売れないのであります。その一つはトヨタのえげつない商法があります。カロクロのハイブリッド車はガソリン車より35万円高いのですが、同じシステムを搭載するカローラツーリングではその差は、43万4,500円となっています。トヨタはライバルがいる市場では価格を抑え、ライバルがいないとなると平然と値をつり上げるのであります。それでも売れてしまいますので、→傲慢になりますですわな。
日産のスタッフは、トヨタの市場シェアが50%オーバーしていると言って、あきらめ顔でありました。
本題に戻りまして、寡占が傲慢を生み、検査不正に繋がったものと思うのであります。
話は変りまして、トヨタが株式分割を行いました。スマホで値動きを見ていると、前日の約1万円から約2千円に下がっているので、そんなことあり得ないと思っていると、株式分割をしている為だって分ったんですね。2千円なら買い!と思っていたのにガッカリでありました。(笑)証券会社のスタッフによると株式分割により買いやすくなり投資家を多く呼び込むことができますので、その狙いだとの説明でありました。
投資家が増えると株価が上がり結果時価総額が増え、企業価値が高まることになります。
トヨタの時価総額約34兆円、ホンダのそれは約6兆4千億円、日産は約2兆2千億円。→こりゃ、市場における寡占以上の開きであります。我が広島のマツダの時価総額は何と6千億円!(泣) マツダは、技術力もデザイン力もあるのに売れません。これは経営陣の責任に他なりません。トヨタから役員を招聘すべしであります。
我が広島の岸田氏が自民党総裁に選出されました。地元広島は浮かれています。何で地元の議員が次期総理大臣になると「浮かれる」のか、私にはサッパリ訳分かんないです。
ただ、地元カープが勝つと、私も浮かれるのであります。岸田氏との違いが何なのか、私にはサッパリ訳分かんないです。