瑠璃光寺五重塔
2008年5月3日(土)作成
山口県山口市にある、国宝「瑠璃光寺五重塔」。
説明の掲示板によると、
この塔は、嘉吉二年(1442年)に建立されたもので、室町時代中期におけるすぐれた建築の一つであるとともに大内氏隆盛時の文化を示す遺構として意義深いものである。
高さは31.2メートルで桧皮葺き独特の軽快さを見せており、軒の出は深くなっている。塔の身部は上層にゆくにつれて思い切って間をつめている。・・
・・この塔は大内義弘の菩提をとむらうため弟の盛見がこの地にあった香積寺の境内に建立したものであるが、江戸時代の初めには香積寺は萩に移り、その後に瑠璃光寺が移ってきた。その後、「瑠璃光寺五重塔」と呼ばれている。
とある。
塔の屋根の稜線が軒先に行くに従ってだんだん上に反っており、また下から仰ぐと、上の塔の屋根になるほどその反り返りが更に微妙に強くなっているように見える。その五重の曲線は官能的な美しさというべきか。屋根の裏側の「木組」は、言葉では言い尽くせない手の込んだ複雑なもので、建物の強度や耐久性を考慮したものだろうから、機能美の極致というべきだろう。
私の知人に、神社仏閣に詳しい人がいるので、「木組」について訪ねたところ、「これらは一言では尽くせないものです。」と、そっけない返事。しかし、専門書を紹介してくれた。勿論私は、読めるつもりはありませんけど。(注 読んでも理解できないという趣旨です。)
「寺社建築の鑑賞基礎知識」浜島正士著 至文堂 1999年出版。価格は¥3,600+税。
この写真は、4月26日(土)に、湯田温泉、サビエル記念聖堂の次に行った際に撮ったものだ。
ゴールデンウィークの初めとも言えるこの日だったが、写真をよく見ていただきたい。観光客が1人も写っていない。偶然にそのチャンスがあったのだ。でしゃばりの私の妻も写っていないので、私の自慢の一枚となった。
2008年5月3日(土)作成
山口県山口市にある、国宝「瑠璃光寺五重塔」。
説明の掲示板によると、
この塔は、嘉吉二年(1442年)に建立されたもので、室町時代中期におけるすぐれた建築の一つであるとともに大内氏隆盛時の文化を示す遺構として意義深いものである。
高さは31.2メートルで桧皮葺き独特の軽快さを見せており、軒の出は深くなっている。塔の身部は上層にゆくにつれて思い切って間をつめている。・・
・・この塔は大内義弘の菩提をとむらうため弟の盛見がこの地にあった香積寺の境内に建立したものであるが、江戸時代の初めには香積寺は萩に移り、その後に瑠璃光寺が移ってきた。その後、「瑠璃光寺五重塔」と呼ばれている。
とある。
塔の屋根の稜線が軒先に行くに従ってだんだん上に反っており、また下から仰ぐと、上の塔の屋根になるほどその反り返りが更に微妙に強くなっているように見える。その五重の曲線は官能的な美しさというべきか。屋根の裏側の「木組」は、言葉では言い尽くせない手の込んだ複雑なもので、建物の強度や耐久性を考慮したものだろうから、機能美の極致というべきだろう。
私の知人に、神社仏閣に詳しい人がいるので、「木組」について訪ねたところ、「これらは一言では尽くせないものです。」と、そっけない返事。しかし、専門書を紹介してくれた。勿論私は、読めるつもりはありませんけど。(注 読んでも理解できないという趣旨です。)
「寺社建築の鑑賞基礎知識」浜島正士著 至文堂 1999年出版。価格は¥3,600+税。
この写真は、4月26日(土)に、湯田温泉、サビエル記念聖堂の次に行った際に撮ったものだ。
ゴールデンウィークの初めとも言えるこの日だったが、写真をよく見ていただきたい。観光客が1人も写っていない。偶然にそのチャンスがあったのだ。でしゃばりの私の妻も写っていないので、私の自慢の一枚となった。
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