魂を出世のために売っちゃった
2017年7月12日(水)
森友事件に関して、国会で、虚偽(と明らかに推察される)答弁を繰り返した、財務省の佐川宣寿・理財局長が、5日付けで、国税庁長官さまへ栄転したそうであります。めでたし、めでたし。
記事中、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は、「守るべきものは国民への説明責任ではなかった。社会の理解を得ようとしなかった官僚を、税を取り扱う国税庁長官にすることで、政府は何を彼に委ねたかったのか」と述べたとあります。
私的には、少々難しいお考えでありますが、・・な高尚なことではありませんです。ただ単に、権力の防波堤になってくれた者に対してのエサですわ。
ここまで、露骨に論功行賞的人事を行うということは、権力が主権者である国民を舐めきっているということですね。主権者側にボールが投げられた訳であります。どうせ大したバッターではなく、癖玉にバッタリと倒れると思っておるのですわな。
私は、真面目な話、国会のルールを変える必要があると思いますです。虚偽答弁を行った場合は、証人喚問で罪に問われるのと同じにする必要があります。現行ルールは、そもそも、国会で政府側が嘘の答弁をすることを想定していないのではないかと思います。
次に、国会での答弁を政府委員ではなく、大臣や政務官に行わせるということですな。国会で佐川氏が虚偽答弁を繰り返し、その映像が流れたのでありますが、さすが虚偽と分かりますので、それを見た人達は、佐川氏が悪者と思う訳であります。
しかし、よくよく考えてみると、佐川氏は一介の木っ端役人に過ぎません。大臣の指示により虚偽の答弁をさせられた哀れな、いわば「魂を出世のために売り払った」に過ぎなく、評論にも値しない人物なのであります。このような人物に腹を立てても、それは悪酔いすると同じくらいバカらしいのであります。→お酒は悪酔いするほど大量に飲むのはバカらしいという趣旨です。といいながら、何時も大量に飲んでいるバホ(注 バカとアホを足した造語です。)なのであります。)
佐川氏の上司といえば、麻生太郎副総理・財務大臣でありますが、どんなアッホーな答弁をするか見てみたいものであります。
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