団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

せり

2008-06-04 18:22:58 | 食べること
                  せり

                          2008年6月4日(水)作成

 「せり」を見に行ったのは、初めてだった。特牛(こっこい)港にある「下関市地方卸売市場豊北市場」という大層な名前の場所である。

 せり人が、まず、金額を言うが、それは少なくともその金額なら落札すると思われる額だろう。それに対して、仲買人が指や声の金額で応える。それより高く買いたい人は更に高い金額を提示する。
 せり人が落札を決める間合いが絶妙と思えた。リズミカルに少しの間合いで決める。したがって、買いたい仲買人はあらかじめ、せりに出される品物を十分見聞しておく必要がある。

 せり人の最初の金額より、少ない金額を提示する仲買人がいた。それでも、問題なく進行したので、金額が下がっても良いのだろう。

 せり人の指使いが違っていると指摘する仲買人もいた。和気あいあいとした雰囲気だ。だいたい何時も同じメンバーなのだろう。

 この日の一番の大物は、50cmはあろうかというヒラメだ。1万円で落札された。漁師の方に教えてもらったが、ヒラメの腹に模様があるのは養殖で、天然物は白いと言っていた。

 水烏賊とやり烏賊が多く出されていたが、鮮度がいいのか白く透き通っていた。

 小ぶりのサザエが100個程度入ったトロ箱が1,500円で落札されたのにはびっくりした。居酒屋でつぼ焼きで注文すると2個で500円はするものだ。ということは、全部売れると25,000円だ。

 もちろん人生と同じで、計算通りにはいかないが。



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