特別定額給付金
2020年6月3日(水)
(2020.6.5 追記)
マイナンバーに預金口座を紐づけにすると、直ぐにでも定額給付金が出るかのような、「錯覚」の議論が行われています。
紐づけにして、短縮できるのは、パンチ入力の期間だけです。
今日5日、定額給付金の申請書類を投函いたしました。果たして、広島市の事務能力や如何に?というところです。
①申請書をまず目視で確認することになります。氏名の署名、押印、口座等の確認です。
②次は、パンチャーによる口座入力です。申請書にあらかじめ世帯情報をバーコードで印刷してありますので、パンチャーはまずバーコードで読み込んで口座入力をすると思われます。
私ゃ、パンチャーはプロですので、1時間に200枚は優に処理できると思います。私でも50枚はアクセクしてできると思います。(笑)
広島市の世帯数を50万世帯として、50万÷200枚=2500時間。50人で担当するとして一人当たり50時間。一日10時間労働として5日間。(外注と思われますが、この程度の日程をこなす業者はいると思われます。
要するに、(全件一斉に出たとしても)5日程度の遅れになるだけです。実際は、バラバラに出ますので、人員体制は50人より少なくても良いし、一日の労働時間も少なくても良いです。当初大量に出たとしても、5日以内に処理する能力程度は、常識的にできると思われます。
問題は、イレギュラーなケースなんですね。これめちゃ手間と時間がかかると思われます。例えば、口座番号と通帳の写しの番号が違ってた!というような場合。いちいち確認の℡をすることになるんですわ。℡したって直ぐ繋がる訳ではありません。何時℡したかメモを付けて、未処理分として分け置くことになるんですね。
そのうち、℡履歴により相手側から問い合わせがかかってきますですわなぁ!多い書類から探すなんてパニックになっちゃいます。(もっとも、知恵を働かせて問い合わせ番号を留守番電話に録音しておくようにはすると思いますけど。)
余談でありますが、℡番号を一つだけ書くようになっていますが、今の時世、自宅と携帯両方書くようにすべきでありました。
まぁ、イレギュラーなケースの方には、遅れがでることは、申し訳ないですが、仕方がないです。
③できるだけコンピュータ処理しますので、支出決定になったリストは電算帳票で出ます。それをまとめて会計に出す訳であります。会計は普通であれば出てきた順番通りに審査する訳でありますが、間違いなく特例として優先してチェックいたしますです。チェックたって、コンピュータが計算を間違う(例えばリストに12345人分載っていれば、合計額は1234500000円になるのですが、いちいち手計算でチェックなんてすることはいたしません。←コンピュータは神様です。(笑))訳ありませんので、事実上無審査です。要は、時間はかからないということです。
ここまで、読んでくださった方には、申し訳ありません。
飛ばして読んで下さった方には、要するに冒頭書いたことですが、マイナンバーとの違いは、パンチ入力にかかる時間だけということです。私は、広島市の場合ですが、4、5日と見ています。
ということで、私なりの評価をさせてもらいますが、今日投函して、10日から審査にかかり大量でありますので、5日かかるといたしましょう。パンチに3日で終わるのが13日。会計の手続きが3日とすると、6月20日までに振込みが行われれば及第点としておきましょう。
25日を過ぎると赤点、7月に入るのであれば、落第であります。(笑)
(2020.7.30 追記)
7月6日に振り込まれていました。
6月5日に投函して約1か月後ということでした。私の評価だと「落第」ということですが、いろいろと行政側にも事情があると思うので、スタッフの方にはお疲れさまでありました。
ちなみに、税の確定申告は、3月19日に行い、還付の振込みは4月13日でした。
今日5日は、wifeの叔母の通院に付き添いました。2医療機関ハシゴで車内で約40分の濃密接触でありました。
その帰り、魚屋で買物、トヨタネッツ店に新聞記事を渡しに立ち寄りました。
(2020.6.3 記)
2日、「鳴り物入り」の定額給付金の申請書類が郵送されてきました。
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まず驚いたというか、疑問に思ったことが、「広島市」定額給付金となっていることです。
これ、国の制度じゃないの?って思います。
安倍嘘つき権力私物化立憲主義破壊無責任独裁政権のことですので、何か悪だくみがありはしないかと、私ゃ、どうしても疑ってしまいます。
10万円については、もちろん全額国庫負担でありましょうが、問題は事務費ですね。これ、値切っているのじゃなかろうかと、思わずにはいられません。
自治体によっては、相当難儀して想定以上に人件費がかかることになると思いますが、これ、実際にかかっただけの事務費って出さないですね、多分。
このような実態があるのであれば、自治体は、メディアに報道してもらって、国の無責任振りを明らかにする必要があると思います。
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「誓約・同意事項」というのがありまして、
「①受給資格の確認に当たり、官公庁の帳簿等で確認を行うことがあります。」とあるんですね。
これ、個人情報保護の観点から、「帳簿等」を具体的に明記すべきであります。
面白いのがありましてね、
「④他の市区町村で特別定額給付金を受給した場合には、返還をしていただきます。」とあるんですね。
基準日は4月27日で、その日に複数の市区町村に住民登録があることって、制度的には有り得ませんので、重複するハズはない訳でありますが、「自治体はミスをすることがあります」って白状しているようなものであります。(笑)私なら、こんなこと書きません。「誓約・同意」がなくても不当利得として請求できます。
以上は、重箱の隅を突っつくようなマニアックなことですが、私が一番イカンと思ったのは、受給権が誰にあるか疑問なしとしないことであります。
「給付対象者」住民基本台帳に記録されている方となっています。
「受給権者」は、給付対象者の属する世帯の世帯主となっています。
世帯員が世帯主に対して、「自分の10万円を寄こせ」とし、世帯主が「受給権は世帯主たる俺にある」なんて諍いが起こるようなことをすべきではありません。→これは今後必ず問題として表出いたしますです、と思います。
我家でありますが、wifeが「寄こせ」と言ったって、受給権は私にあるのだと主張して、絶対に渡しません。(ハハハッ)
今日の外出は、早朝姉宅へ置いてあった車を取りに行きました。電車に約25分乗りました。混んでいませんでした。