水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

未来

2009年01月12日 | 日々のあれこれ
 少なくても段ボール3箱分くらいは勉強法の本を読んできた。
 それらの多くに、望ましい未来をしっかりイメージすることの大切さが書かれていた。
 目標とする大学名を紙に書いて部屋にはりだし、毎日それを見て絶対合格するぞ! とさけぶことであったり、目標大学の正門前で写真を撮り、毎日それを見て入学後のイメージをもつようにしたりするのだ。
 それをやってみようと思い、昨日みんなで写真を撮った。
 グランツザールでの演奏後、ブルーのユニフォームを来たままで集合し、部長にはトロフィーをもってもらい、やった~! と喜んでいるイメージでの集合写真を撮ってみた。
 これが半年後のわれわれの姿である。目標ではなく予定なのだ。
 この写真を毎日みて、長期の予定にしたがって日々をすごしていく。

 明日もあさっても生きていたいからメシをくらい、調子がわるければ明日やあさってにはよくなりたいから早く寝たり薬をのんだりする。
 大学に合格したいから勉強するし、就職して一人前になりたいから就活もする。
 今を大事に生きようという生き方はたしかにそうなのだけど、純粋に今を生きるというのは意外と難しいのではないかな。ただのおバカでないかぎりは。
 生きるということは(どしたの突然?)、現在の積み重ねを未来につなげていくことではなく、未来が規定する現在に素直にしたがっていくことではないか(ね、どうしたの?)。

 今日は、某予備校で現代文のお勉強にいそしみ、バリバリの背中をマッサージしてから学校にもどり「美女と野獣」の楽譜づくりをした。それでも余裕があるので映画でもと思ったが「二部の台本は … 」というさこう君の顔がうかんできたので、少しパソコンに向かってはみたものの、何もおりてこなかったので、やっぱりのんびりすることにした。 
コメント
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