1学年だより「高校時代にしておく50のこと(2)」
自分の生活圏が拡がったり、経験可能なことが増えたりすると、自分の世界が広がる。
電車で通学するようになっただけで、みなさんの世界は中学よりも広がっている。
部活動で遠征や試合に出かけ、よその学校の人とふれあうのも、世界を広げる大事な経験だ。
どこへ出かけてなくても、本を読んで自分の頭の中を広げていくことができる。
読む本の質が変われば、世界は変わる。
高校から大学生の時期は、未知の経験に思い切って飛び込んでいける時期だ。
その中から興味や関心が生まれる。少しやってみたくなる。
やってみると、かなり本気で取り組んでみたくなる。
これこそが自分のやりたいことだと思い始めたりもする。
同時に、それを実現できる自分ではないことに気づいてしまい、辛くなることもある。
高校から大学生にかけては、いろんな経験ができるようになり、同世代のすごい存在に気づくがゆえに、自分のふがいなさに気づく時期だといえるだろう。
作家の中谷彰宏氏は、現在1000冊を超える著書があり(最も有名なのは『面接の達人』)、ラジオ番組、セミナー、雑誌連載、コンサルタント、さまざまな分野でマルチな活躍をされているが、高校時代のつらかった思い出を、多くその著書に書かれている。
そしてそれが、大人になってからの仕事の原動力になっていると言う。
~ つらかったことを昨日のことのように思い出すことで、高校時代に「将来こういうことをやりたい」と思っていたことをできるようになります。
つまらない大人になる人は、高校時代に描いた未来の夢を忘れてしまうのです。
これから大学に入って、社会人になって会社に入ると、高校時代の「こんなことをやりたかった」「こんなことが楽しかった」ということをどんどん忘れていきます。
これが老化です。
僕は今、モノをつくる芸術の仕事をしています。
クリエイティブな仕事ができるのは、高校時代の夢を忘れていないからです。
高校生に戻っていっているのです。今、気持ち的には高校生と同じです。
(中谷彰宏『高校時代にしておく50のこと』PHP)~
人生の中でのたった3年間、宇宙の長さと比べるとあっという間の時間でも、高校時代のことは鮮明に思い出し、いくらでも語ることができる。
そして、高校時代にやりたかったこと、やってしまっていたことを、大人になってもひたすら繰り返していることに気づいたという。
中谷先生のサインをいただいた本を各クラスにおいてもらうので、手にとってみてください。
自分の生活圏が拡がったり、経験可能なことが増えたりすると、自分の世界が広がる。
電車で通学するようになっただけで、みなさんの世界は中学よりも広がっている。
部活動で遠征や試合に出かけ、よその学校の人とふれあうのも、世界を広げる大事な経験だ。
どこへ出かけてなくても、本を読んで自分の頭の中を広げていくことができる。
読む本の質が変われば、世界は変わる。
高校から大学生の時期は、未知の経験に思い切って飛び込んでいける時期だ。
その中から興味や関心が生まれる。少しやってみたくなる。
やってみると、かなり本気で取り組んでみたくなる。
これこそが自分のやりたいことだと思い始めたりもする。
同時に、それを実現できる自分ではないことに気づいてしまい、辛くなることもある。
高校から大学生にかけては、いろんな経験ができるようになり、同世代のすごい存在に気づくがゆえに、自分のふがいなさに気づく時期だといえるだろう。
作家の中谷彰宏氏は、現在1000冊を超える著書があり(最も有名なのは『面接の達人』)、ラジオ番組、セミナー、雑誌連載、コンサルタント、さまざまな分野でマルチな活躍をされているが、高校時代のつらかった思い出を、多くその著書に書かれている。
そしてそれが、大人になってからの仕事の原動力になっていると言う。
~ つらかったことを昨日のことのように思い出すことで、高校時代に「将来こういうことをやりたい」と思っていたことをできるようになります。
つまらない大人になる人は、高校時代に描いた未来の夢を忘れてしまうのです。
これから大学に入って、社会人になって会社に入ると、高校時代の「こんなことをやりたかった」「こんなことが楽しかった」ということをどんどん忘れていきます。
これが老化です。
僕は今、モノをつくる芸術の仕事をしています。
クリエイティブな仕事ができるのは、高校時代の夢を忘れていないからです。
高校生に戻っていっているのです。今、気持ち的には高校生と同じです。
(中谷彰宏『高校時代にしておく50のこと』PHP)~
人生の中でのたった3年間、宇宙の長さと比べるとあっという間の時間でも、高校時代のことは鮮明に思い出し、いくらでも語ることができる。
そして、高校時代にやりたかったこと、やってしまっていたことを、大人になってもひたすら繰り返していることに気づいたという。
中谷先生のサインをいただいた本を各クラスにおいてもらうので、手にとってみてください。