2学年だより「がんばらない」
風船を作るために(しつこいですか?)がんばる必要はない。
好きなことをやる時、得意なことをやる時は、がんばらなくていいはずだ。
苦手なことをやる時、不得手なものに取り組む時も、やってみようとしてやれるのならば、それはやれる。
「よおし、がんばろう! 勉強するぞ!」と頭にはちまきを巻かないと机に向かえない、向かってみても続かないというレベルの人は、たぶん勉強にむいていない。
そこまで辛いのだったら、勉強をしない人生を選んだ方が幸せだと思う。
誰にも得手不得手はある。向いているものを見つけて、それに時間を費やした方がいい。
何かをやって成果を上げるためには、極力がんばらない方がいいと、脳科学的にも言えるそうだ。
~「さあ、ジョギングするぞ」と特別なことをやろうと身構えしまうと、その時点で脳に抑制がかかり、なかなか続きません。それよりも、あくまで自然体で何も考えずに、「散歩でもしに行こうか」くらいの感覚で続けることが望ましいのです。
脳の前頭葉には「努力するために使う回路」とも呼ぶべき部位があります。その回路が活性化されている状態が、一般的に「頑張っている」と呼ばれる状態です。
この「努力する回路」は意外なことに、何かを習慣化したり継続したりすることには向いていません。なぜならその回路はことのほか脳のエネルギーを消耗させるため、頑張り続けると疲れてしまうからです。
つまり、毎日「頑張るんだ」と意識し続けている人は、実は相当な脳への負荷がかかっているのです。
人間誰もが、火事場の馬鹿力で特別に頑張らなければいけないときがあります。それでいざことが済むと、どっと疲れが押し寄せてきます。
なぜなら、脳に大きな負担がかかってしまって疲れるわけです。毎日こんなことをしているようでは、当然、習慣として続けることはできません。
そう考えると、目の前の努力を「頑張る行為」と意識せず、何も意識せずに行えるよう「習慣化」することが成功への近道ということになります。
最初は努力、つまり強度のある負荷がかかっても、いつかそれを「当たり前の行為」へと変身させる。それが大事なポイントです。
自転車に乗るとき、こぎ出しが一番きついけれど、スピードに乗ってくればあとは楽になる。これと同じ境地を目指せばいいのです。(茂木健一郎『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』学研プラス)
がんばるのではなく工夫しよう。
工夫して、がんばらなくても自然にやれる状態になったとき、それを習慣という。
風船を作るために(しつこいですか?)がんばる必要はない。
好きなことをやる時、得意なことをやる時は、がんばらなくていいはずだ。
苦手なことをやる時、不得手なものに取り組む時も、やってみようとしてやれるのならば、それはやれる。
「よおし、がんばろう! 勉強するぞ!」と頭にはちまきを巻かないと机に向かえない、向かってみても続かないというレベルの人は、たぶん勉強にむいていない。
そこまで辛いのだったら、勉強をしない人生を選んだ方が幸せだと思う。
誰にも得手不得手はある。向いているものを見つけて、それに時間を費やした方がいい。
何かをやって成果を上げるためには、極力がんばらない方がいいと、脳科学的にも言えるそうだ。
~「さあ、ジョギングするぞ」と特別なことをやろうと身構えしまうと、その時点で脳に抑制がかかり、なかなか続きません。それよりも、あくまで自然体で何も考えずに、「散歩でもしに行こうか」くらいの感覚で続けることが望ましいのです。
脳の前頭葉には「努力するために使う回路」とも呼ぶべき部位があります。その回路が活性化されている状態が、一般的に「頑張っている」と呼ばれる状態です。
この「努力する回路」は意外なことに、何かを習慣化したり継続したりすることには向いていません。なぜならその回路はことのほか脳のエネルギーを消耗させるため、頑張り続けると疲れてしまうからです。
つまり、毎日「頑張るんだ」と意識し続けている人は、実は相当な脳への負荷がかかっているのです。
人間誰もが、火事場の馬鹿力で特別に頑張らなければいけないときがあります。それでいざことが済むと、どっと疲れが押し寄せてきます。
なぜなら、脳に大きな負担がかかってしまって疲れるわけです。毎日こんなことをしているようでは、当然、習慣として続けることはできません。
そう考えると、目の前の努力を「頑張る行為」と意識せず、何も意識せずに行えるよう「習慣化」することが成功への近道ということになります。
最初は努力、つまり強度のある負荷がかかっても、いつかそれを「当たり前の行為」へと変身させる。それが大事なポイントです。
自転車に乗るとき、こぎ出しが一番きついけれど、スピードに乗ってくればあとは楽になる。これと同じ境地を目指せばいいのです。(茂木健一郎『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』学研プラス)
がんばるのではなく工夫しよう。
工夫して、がんばらなくても自然にやれる状態になったとき、それを習慣という。