折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

楽に寄す(音楽に寄せて)

2006年02月01日 12時38分16秒 | 大寒
          (富士山の画像は「デジタル楽しみ村・転用フリー写真集」より)
 
「音楽に寄せて」(An Die Musik)のカテゴリー名は、
シューベルト(Franz Schubert 1797-1828)の歌曲から採らせていただきました。

                      (堀内敬三 訳詞)
  楽の音(ね) わが悩むとき
  心を訪れては
  温き愛を充てつつ
  清らかなる境に
  わが身を伴いぬ      
             

私にとって好きな音楽は、
CDを聴こうとBSで楽しもうと、
ショパンの幻想即興曲でもモーツァルトのヴァイオリン協奏曲でも、
なごり雪でも川の流れのようにでも、
カラオケ、鼻歌なんであれ、
みんな宝物なのです。

・・・・で、なぜ富士山かといいますと。

この曲は、淡々とした8分音符のピアノ伴奏に乗せて、
最初はおさえて次第に高まりゆく、そんな曲想です。

それはちょうど、富士山の西側の裾野から頂きにかけて、
ゆるやかになぞって描いて行くみたいに、私には感じられます。
たとえが、あんまりでしょうか?

「あーたまをくーもおのー♪」と、歌を取り違えた訳ではありません。

このシューベルトの歌曲のイメージを花にたとえると、ありました!
大好きな色彩のコンビネーション、ホワイトと濃いグリ-ンです。
花の名前は知らないのですが・・・・。


                      (ハンガリー・パンノンハルマ修道院 2005年6月)
コメント (6)
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