折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

紫 むらさき 

2006年02月25日 21時53分34秒 | 雨水
 
スートピー  100-
うっすらと紫色の線がわかりますでしょうか。

今日は、我が家の紫色を中心に。


                (ビオラを中心に)

私の紫のイメージは、苦手の古文ではこれ!

 春は、あけぼの
 やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて 
 紫だちたる雲の、細くたなびきたる
                     (枕草子第一段 清少納言)


                (プリムラ・オブコニカ)

そして、私の最も好きな和歌。

 春の夜の夢のうき橋とだえして 嶺にわかるるよこぐもの空  
                              藤原定家 (新古今集)

   ◇ 私には、横雲の空の色は、紫立ちたる雲の色なのです。


               (オーブリエチアの寄せ植え)



 紫のひともとゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る 
                            よみ人しらず (古今集)

   ◇ たった一本の美しい紫草があるばかりに、
     武蔵野の草はみなそっくりしみじみなつかしいと思って見る。
     それと同じように、熱愛する一人の人のために、
     その人につながるすべての人をも愛することだ。

本当は、源氏物語の「若紫」と行きたいのですが、次の機会にゆずりたいと思います。


                    (ビオラ)


                    (これもビオラ)


             (これは紫の範疇に入りますやら)


                    (においすみれ)


                    (クロッカス)


              (忘れちゃいけないローズマリー)

この寄せ植えも、うすい紫色がありますよね。


  (ビオラ2種、はなかんざし・・・・もうひとつ真ん中の、忘れました)

もっとありそうですが、アップするのがアップアップ、忙しくなって(ブツブツ)・・・・。


コメント (10)
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