折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

日曜日の庭、そして心が通い合うということ

2006年02月21日 20時18分16秒 | 雨水
 
この冬、私が最初に「寄せ植え」したもの。
昨年11月、ビオラの植付けの頃だったと思います。

ガーデンシクラメン。
そして、ポインセチアのピンク色を小さくしたような株、
あれ何ていう名だったか。
それにアイビーみたいな、私のうちにたくさん生えている緑。
これも正確には名前を知りません。

ピンクは葉をすべて落としてしまいましたが、
シクラメンは、凍えるような寒さがあったのに、
次から次へ花芽が起き上がってきていました。

  ♪ うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない
          恋する時の 君のようです ♪

いつも玄関向かって左手前、牛乳ボックスの横が定位置です。
そのボックスの上に乗せて撮ってみました。

遠景の、私の庭のプランター・コンテナ類も、
ずいぶん華やかさを増して来ているようです。



(UNA POESIA DI OGGI)

    シクラメン花のうれひを葉にわかち   久保田万太郎 (1889-1963)

「花」と「葉」、「うれひ」を「わかち」

人を理解できること、人の存在を理解できること。
それは、人の痛みを自分の痛みとして受け入れられること。
それは、わかちあうこと。
お互いの心に触れ、お互いが行き来できるのです。

この句に、人と人の心が通う合うこと、
それが最も尊いことだと感じ入りました。

  ~ 俳句も短歌も詩も、要は解釈だけではなく、感じることでしょう。
    これは私の勝手な想い、思うのは自由、よくわからないけど、それでいいさ。
    あまり言ってると、私本人がだいっ嫌いな「言い訳」になりそうでやめますが ~


☆ 私の庭も少しずつ春めいて ☆



心配した、ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)も、新芽が。



コンテ・ド・シャンボール(OD)が一番早いのです。



においスミレも、とくに鉢の真ん中の方の若芽がみずみずしい黄緑色。



ビオラもこの鉢がこの一週間でとても色合いがよくなってきました。



クロッカスも開花が進んでいます。



うれしかったのは、
忘れて果てていた鉢からひょっこりのぞいていた黄色のクロッカス。
ほんとうにごめん、忘れてしまっていて!
君も春を呼んできたんだよな。



近所の公園まで歩いてみると、開花寸前の梅の花。



今日はいくぶん暖かかったので、ようやく開いたことでしょう。

(追記)ポインセチアを小さくしたようなピンクの株は、この画像で。
    携帯の写真が残ってました(左下)。
    クリスマスを意識してますね。

コメント (12)
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