女子の欧州選手権(4月30日~5月3日・パリ)の開催可否が、今日中にも決まるもようです
・L'equipe
火曜の午後(日本時間17日の夜でしょうか)に欧州体操連合(UEG)から発表があるとしています。
当初は3月末までに決定するとされていましたが前倒しされ、今週前半に決めると報じられていました。
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フランスはほとんどの店、劇場の営業停止、外出の制限などきびしい規制を実施。ルーブル美術館、エッフェル塔、ベルサイユ宮殿などの観光施設も閉鎖し、100人以上の集まりを禁止しています。イタリア、スペインほどではありませんがこれまでの死者は120人以上と被害は大きくなっています
ネットで欧米人の意見を見てみますと、日本の感染がここまで爆発的でないのは、
・家の中で靴を脱ぐ習慣がある
・ハグや握手の習慣がない
・もともと清潔好き
などが理由ではないかという声が多いようです。靴の件はたしかに大きい気がします・・・
中止や延期の話題ばかりですが・・・
ベルギーから3人が東京五輪の体操で審判をつとめることになりました。
・ベルギー体操連盟
女子体操、男子体操、トランポリンの計3人。「審判にとっても五輪は夢」だと書いています。
初めての人が1人と、4大会連続が2人。
おめでとうございますと言いたいところですが、五輪の開催はどんどん危うくなっているもようです。
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五輪関係者の見解は今までのところ、
IOC「WHOの勧告に従い判断する」
大会組織委員会理事「1年か2年の延期が現実的」
大会組織委員長「計画の変更は考えていない」
都知事「中止は考えられない」
米国大統領「1年延期すべき」
五輪相「予定どおりの日程で、無観客でなく」
ブログ主「半年ずらして冬にやればいい」(←無責任)
ニュージーランドの大会が延期になりました
・ニュージーランド体操連盟フェイスブック
オセアニア選手権(4月16日~18日・ニュージーランド)
パシフィックリム選手権(4月17日~19日・ニュージーランド)
いつに延期するかは未定。
W杯東京大会(4月4日~5日・日本)よりあとの大会であり、早めの判断です。
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同国の感染者数は14日時点で6人と少数ですが、すべての入国者に14日間の自主隔離を求めるなどしています。早目の対応でこの状態を悪化させない構えでしょうか。
おとなりのオーストラリアは約370人と多く、ランキング上位にきています
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、英国は以下の大会中止を決めました
W杯バーミンガム大会(3月28日・イギリス)
全英選手権(4月16日~19日・リバプール)
・英国体操連盟
英国は6月末まで国内でおこなわれる大会をすべて中止としました
女子欧州選手権(4月30日~5月3日・フランス)についてはまだ中止発表はありませんが、フランスもきびしい外出制限や店舗閉鎖などを実施しており、見通しは暗いと思われます
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17日時点での新型コロナウイルス感染者数は、
1. 中国 約8万人
2. イタリア 約2万8千人
3. イラン 約1万5千人
4. スペイン 約9700人
5. 韓国 約8200人
6. ドイツ 約7200人
7. フランス 約6600人
日本 約900人
スペインが韓国を抜いて4位に。欧州の増え方は千人単位と勢いは衰えませんが、アジアは微増に転じてきています。
イタリアの増え方と死者が突出。いったいなぜなのでしょうか・・・
減少傾向の国はほとんどなく、きびしい状況は続きます。