今日の昼に入試監督業務を終えると、後は入試判定教授会まで用事がない。
というより、成績つけを早めに仕上げて用事をすませた。
そのすっきりした気分になって、定宿の中津川温泉に向う。
慰労の温泉滞在のため。
もちろんわが新車・赤いFIAT500Sで。
新車にまずは初めての高速道(東海環状道~中央道)を経験してもらう。
排気量は870ccながら、ツインエア(2気筒)によって1400cc並みの馬力だという、その実力を堪能したい。
合流線での加速を終えれば、あとはずっと5速のまま。
追い越し車線を時速120kmで走っても、車内はいたって平穏。
これが前のRover MINI(今の BMW MINIとは別物)だったら、エンジンがうなりをあげ、
しかも車高が低く、サスペンションも堅いので、ゴーカートに近いスピード感を感じて緊張し疲れてしまう。
ところが排気量では負けている FIAT500だが、追い越し車線をずっと走っても、後ろから追いつかれることもなく、むしろ前の車がどいてくれる。
この速度でもこの車にとっては、一般道を走っているような余裕で軽快そのもの。
長い上り坂も5速のままでいける(速度は落ちるが周囲の車と同じレベル)。
Old MINIでは追い越し車線をこうはマイペースで走れなかった。
MINIの時は追い越し車線に出るのに(後ろに速い車が来ていないことを確認し)決心がいったものだ。
だからMINIでの高速は気疲れした。
馬力は軽自動車レベルだったのだ。
それに対してこの車は、まっとうな普通車として走れるのが私にとっては新鮮。
これなら高速道で長距離もいけそう。
あとは林道を試したい。