今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

あえて小牧に泊まる理由

2016年02月15日 | 

名古屋に居る私にとって、よく行く泊まり旅で一番近いのは小牧である。
小牧は、名古屋市から豊山町(県営名古屋空港がある)をはさんだ北にある。
なので名古屋への通勤・通学圏で、わが名古屋東端の宅から車の経路でたった20km(直線距離ならもっと短い)。
信長(名古屋生まれで小牧城主だった)の頃でさえ日帰り距離だし、しかも小牧に用事があるわけではない。

ここの温泉付きビジホに泊まることそれ自体が目的になっているのだ。

まず私は、とにかく”温泉”に泊まりたい(=温泉に4度は入れる)のだから、遠方である必要はない。
ここは本物の温泉※で(ホントは温泉とはいえないそこらの「アルカリ単純泉」ではなく)、れっきとした”ナトリウム・カルシウム−塩化物泉で、しかも等張性(ただし、源泉は等張性=高濃度であっても、湧出量が少なく加水しているので、わが計測によると、浴槽の湯の溶存濃度は524ppmといたって低い)。 
※残念ながら、2016年6月で温泉でなく沸かし湯になったという。 

もちろんチェックインからチェックアウトまで(深夜を除いて)いつでも、何回でも入れる。
まずこれがお気に入り。 

それにビジホだと安いので、大きな旅をした後でもふところが痛くない。
観光地でもビジネス街でもないので、予約がとりやすいのもありがたい。

欠点はビジホならではの部屋の狭さと食事の不便さであるが、連泊するわけではないので、居住性には目をつぶれる(ホテルのシングルとしては余裕がある)。
そのかわり、ビジホだから無線LANが使えるし、作業用の机も広め。
洗濯機と電子レンジも2階にある。

そして食事であるが、このホテルは、2階に大衆居酒屋を併設しているのがミソ。

そう、私の「一人で行けない所」リストに”大衆居酒屋”があるのだが、泊まり客はここを夕食場として使えるのだ。しかも生中の無料券付き!
つまり、大衆居酒屋に宿の部屋着のまま躊躇なく入って、酒と肴と飯を注文できる(カウンタ席があるのもありがたい)。
今回は、無料の生中1杯に、シーザーズサラダのハーフ、厚揚げ焼き、それに海鮮丼のハーフで1600円だった(夕食後も部屋で仕事をするため飲み食い量はセーブ、というより、やはり大衆居酒屋では一人でジョッキ幾杯も重ねる気にはなれない)。

さらに朝食はここでビュッフェバイキングにありつける。

それに近場なので、翌朝、朝湯にバイキングを堪能してゆっくり発っても、昼の会議に余裕で間に合う。

かくゆえ、私にとってはここが貴重な宿なのだ。