私が一番恐れている病いは、ガンではなく、むしろ糖尿病だ。
なにしろ、2人の伯父、高校の同級生、幼なじみの母親を糖尿病で亡くしている。
自分自身、もともと高血圧でコレステロールが高いのですでに「メタボ」に診断されている(腹囲も該当)。
この二つは薬で値を抑えるしかないが、これ以上ずっと飲む薬を増やしたくない。
そこに”血糖値”がじわじわ境界線まで上昇してきた。
うかうかしてられない。対策が必要だ。
1.まずは歩く。
歩数だけでなく、運動強度の強い歩行も測れるテルモの歩数計を買った。
歩数計を着けると、それだけで歩く意欲が高まるのがいい。
2.つぎに糖質制限への道。
日常ではサラダを先にたくさん食べ、ご飯を軽く済ませる。
夜の酒のつまみにしていたスナック菓子(ポテトチップス)をやめ、蛋白質の珍味系にする。
もともと砂糖は摂らないが、麺類が好きなのでこればかりは困る。
3.そして、尿糖検査キットを購入。
計測マンとしては、やはり自分の血糖値を測りたい。
クリニックで検査する血糖値は食前だが、糖尿病の予備軍の発見には食後血糖値が重要だという。
そこで自宅で食後に測りたい。
普通の血糖値測定は、採血をしなくてならないので、体を傷つけるが(作業の手間がかかる)、
尿糖検査なら自然に排泄される尿ですむ。
一番お値打ちなのは、やはりテルモで出している「新ウリエースGa」。
これはスティックの先の検査薬部分に尿をかけ、その場で検査役の色を判定するもの(スティックはトイレに流せる)。
判定は5段階しかないが、正常範囲か否かは判断できる。
コストも手間もこちらの方が上(より正確な値が必要になるまではこれでいい)。
ためしに夕食後2時間後に測ってみたら、尿中糖濃度は「−」(検出限界以下,50mg/dL未満) だった。
食後すぐなら血糖値は誰でも上昇する。
その一番血糖値が高いときに作られた尿でこの結果ということは、
わがインスリンの(血糖値コントロール)機能はたぶんOKということ(あくまでも間接的な検査)。
まずは安心したが、値はその日の運動量や食事によって変化するという。
しばらく続けてみたい。