勤務先の大学では、卒論の締切間近なので、週末も東京に帰らず、土曜の夕方まで指導した。
なので、ついでに名古屋宅の大掃除をする。
せめて年末の大掃除は、しないわけにはいかない。
例年、日曜をフルに使って大掃除をするのだが、今回は日曜の午後に出かけるので、土曜と日曜の2回に分けた。
土曜の第1部は、居間の片づけ。
足の踏み場しかなかった空間から、整理整頓するだけで、床面が見事に復活。
床が見えるだけで、なんと住み心地がよくなることか(でもエントロピーの増大を防ぐことはできない)。
日曜の第2部は、台所・トイレ・浴室。
これら水周りは基本的に拭き掃除。
台所はIHに換えてもらってからたいして汚れなくなった。
いや、流しの生ゴミを日頃からためないようにした事が大きいか(流しの奥の”禁断の世界”がなくなた)。
一番の難物は浴室なのだが、風呂用洗剤ではなく、「重曹」で磨いた方が、壁や浴槽・床面の水あかがどんどん落ちた。
重曹は掃除以外に、入浴にも洗濯にも調理にも使え、人体にも無害(それに安い)。
こんないいもの、今まで使ってこなかった人生が悔やまれる。
鏡も、100円で売っているウロコ状のスポンジで、つやつやになる(昔の苦労は何だったのか)。
難物中の難物である浴室の黒カビは、日頃入浴後に浴室全体を熱湯シャワーすることで、繁殖を抑えている。
昼過ぎにここまで終えて、後は玄関を残すのみ(半ば物置と化しているが整理整頓ですむ)。
年に一度の大掃除を達成したので、昼食は握り寿司にしようと、近所のスーパーに買いに行く。
最初に成城石井に行ったが、いつもの貧乏性が出て、マツザカヤストアに足を伸ばして約半値の方を買った。
ここで贅沢しても意味ないし。