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野茂英雄 RCその2 カリフォルニア・リーグ

これが、前の記事で触れた、野茂選手が日本のプロ野球から大リーグデビューするまでの間に短期間在籍し試合をした「メキシコ・リーグ」のルーキー・カード(RC)である。但し、一般的にRCとは、メジャーデビューした後のカードを言い、「マイナーリーグのRC」というのは定義上矛盾している。厳密に言うと、マイナーリーグの場合は、RCではなく、ファースト・アピアランス・カードということになるはずだ。さらに、ここには2種類のカードを並べてあるが、そのうちのどちらをRC(ではないのだが)と呼ぶかという問題がある。私の知る限り、同じシリーズの中に、RCの資格を持った同一選手のカードが複数枚あった場合、通常はそのシリーズのカードの裏面に印刷された「通し番号」の一番若い数字のカードをRCとする。シリーズのなかでも番号の小さい方を先に登場したと見なすわけである。このルールで全てが解決ということにはならないが、通し番号がないものは通常は特殊なカードであるから、RCの資格(レギュラーなカードであること)に抵触することになり、このルールだけで「どれをRCと見なすか」という問題のほとんどが解決する。このルールを適用すると、この2枚のうち本当のファースト・アピアランス・カードは左の上半身の写真の方ということになる。
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野茂 RC MLB

外国で活躍していた日本人選手のRCということで、次は野茂選手の日本プロ野球でのルーキー・カード(RC)である。大リーグに渡った日本選手の場合、日本でのルーキーの時のRCと、大リーグに渡った後のRCの少なくとも2種類が存在する。これは、野茂選手の近鉄に入団した時の日本でのRCである。さらに野茂の場合は、日本から大リーグに移籍する間に、メキシコのリーグにも参加していたので彼にはその別のリーグのRC、合計3種類のRCが存在するということになる。彼のこうしたカードは、フォームが独特なので、すぐに判るし、見ていて非常に面白い。
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