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ロイ・カンパネラ バット MLB

大リーグ往年の名捕手、ロイ・カンパネラのバットのコレクティブルである。パガニーニのヴァイオリン曲というか、フランツ・リストのピアノ曲というか、「鐘:カンパネラ」という変わった名前が印象的だ。ちょうど10年のキャリアを、ブルックリン時代のドジャース一筋で過ごした選手だ。生涯打率.272、本塁打242本ということで、飛び抜けた選手ではないが、キャッチャーとしては大変立派な成績ということになるのだろう。1955年のドジャースワールドシリーズ制覇の時の要の選手でもあった。1969年に野球殿堂入りしている。
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ぼくが最後のクレーマー 関根眞一

昨年読んだ「となりのクレーマー」(2007年7月1日紹介)の続編。前作の売れ行きが良かったこともあるだろうし、前作を読んだ時に「著者の扱ったクレーム件数の多さを考えるとまだまだ語り尽くされていないだろう」と書いたが、やはり語りきれなかった部分が多かったのだろう。早速の続編である。前作よりも、紹介されている事例の件数が多くなっているので1件1件はあっさり記述されているが、その分クレームの全体的な傾向のようなものが見えるし、構成も傾向が判りやすいように配慮されている。1件1件の緊張感は前作ほどではないが、事例集的な価値は前作に無かった本書の良さだと思う。さらに、本書はお勉強本でもあるのだが、非常に気軽に読めるように配慮されており、どちらかといえば、自分の仕事が好きで誇りに感じている人の職業観を読んでいるように感じられる。(「ぼくが最後のクレーマー」関根眞一、中公新書)
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