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ナイジェル・マンセル サイン F1

1992年のF1グランプリ・ワールド・チャンピオン、ナイジェル・マンセルのサインである。マクラーレン、フェラーリ、ウイリアムズと名門チームを渡り歩き、F1グランプリ187戦31勝の輝かしい成績を残している。アイルトン・セナ、アラン・プロストという稀代の名ドライイバーと同時代ということで、年間ワールド・チャンピオンは92年の1回だけだが、歴史に残る名ドライバーであることは間違いない。最も印象に残っているのは、マンセルが禁止されているピット上でのバック走行のために失格になったにもかかわらず、コース上を走り続け、そのあげくにセナとの接触事故を起こしてしまったレースである。当時、セナは、プロストとの確執があり、そのプロストとの熾烈な年間優勝争いをしていた。その両雄のデッドヒートに水を差す接触事故だったため、特にセナファンから大ブーイングが起こったのであった。マンセル自身は、逆光で「失格を伝える黒旗が見えなかった」と釈明していたが、それを聞いていて「何をとぼけたことを言っているのだ」と思ったのを記憶している。あの頃のF1は本当に面白かった(今でも面白いのでしょうが…)。
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