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格闘する者に○ 三浦しをん

色々な職業小説で人気を博している著者のデビュー作とのこと。出版会社の話や林業の世界に飛び込む若者の話など、その後の著者の作品を彷彿とさせるエピソードが満載の作品だ。主人公の訳ありの家族の話などは、少し前から盛んに書かれている「家族」に関する寓話的な小説と相通じるものがある。色々な発見のある小説だが、何と言っても、題名に関する面白すぎる話が秀逸だし、主人公の妄想の部分がとにかく面白い。(「格闘する者に○」 三浦しをん、新潮文庫)

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