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私の嫌いな10の言葉 中島義道

著者の本は久し振りの気がする。相変わらず過激な内容だが、昼間に点灯している駅の蛍光灯に文句を言う話に、思わず「これこれ」と思ってしまう。本書に書かれていること全部に共感して、生活態度を改める参考にするのは無理にしても、少しでも書かれていることを念頭に置いて、寛容そうに見えて不寛容なもの、思いやりがありそうに見えて排他的なものに、できる限り対峙していきたいと感じた。(「私の嫌いな10の言葉」 中島義道、新潮文庫)



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