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探検家の憂鬱 角幡唯介

傑作ノンフィクション「空白の5マイル」の著者によるエッセイ集。著者が探検家になるまでを語った最初の一編と、探検家であることとノンフィクションを書くことの意外な矛盾を指摘する二つ目の一編が、特に面白かった。エッセイの間に掲載された脱力系のブログの再録も硬い本文との相性が良く、上手い編集だなと感じた。(「探検家の憂鬱」 角幡唯介、文春文庫)

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