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書店ガール4 碧野圭

シリーズの4作目。ちょうどこの作品を原作にしたテレビドラマを放映中で、本屋さんでも、目立つところに置かれていた。内容の方は、これまで主人公だった二人が脇役にまわり、新しい主人公二人が登場、それぞれが、就職活動、店員から店長に昇格という書店員としての節目で色々考えたり悩んだりするという話だ。シリーズものとしては、全体の雰囲気を維持しつつ、読者を飽きさせない工夫が上手になされていると感じた。新しく店長になった主人公の1人にどのような試練が待っているのか、いずれ地元に帰る決断をすることになるのか、先の長い話だが、次の展開が気になる。(「書店ガール4」 碧野圭、PHP文芸文庫)

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