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世界は「関係」でできている カルロ・ロヴェッリ

量子論の最先端の考え方を解説してくれる一冊だが、その辺りの素養がない自分には正直言って難解すぎて途中から字面を追うだけになってしまった気がする。「ハイゼンベルグの不確定性原理」や「シュレジンジャーの猫」といった言葉は学生の時に読んだブルーバックス以来だし、数学の「行列」の考え方が量子論の謎解明に一役買ったという話は初耳で高校生の数学でやったのをうっすらと思い出す程度。行列を教わりながら何の役に立つのか不審に思った記憶があるが、今回本書を読んで物理学の基礎を理解するのに必要だったんだと知ってびっくりした。数時間の読書だったが、科学の世界ではどうしても解明できない謎に直面した時これまでの常識を破る考え方でそれを打破する科学者が現れてきた、科学の歴史はその積み重ねで進歩してきた、それだけは心に残った。(「世界は『関係』でできている」 カルロ・ロヴェッリ、NHK出版)
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