書評、その他
Future Watch 書評、その他
スティーブン・カルプ サイン ヘイズ少将 STARTREK
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ニキタ・エーガー サイン ラジーン STARTREK
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銃に恋して~武装するアメリカ市民 半沢 隆実
アメリカにいた頃、米国憲法修正第2条の改正問題が持ち上がり、結局改正案が廃案になったということがあった。その時から「銃を持つ権利」が憲法の「第2条」に書かれている理由、全米ライフル協会の会長だったチャールトン・ヘストンが実は「銃」以外のことに関しては進歩的な人道主義者だったとことなど、それらの不思議さが気にはなっていたのだが、突き詰めて考えたことがなかった。本書を読んでようやくそのあたりの事情が飲み込めてきたような気がした。要するにアメリカは、まだ独立戦争という「市民革命」が理念的には終わっておらず、「市民から銃を取り上げること」は「圧制者の弾圧」に等しいことなのだということだ。銃を規制した方が良いに決まっていると単純に思ってしまうが、平和で自由であることがかなり不安定なものであるという認識に立てば、問題はそれほど簡単ではないのだろう。アメリカ社会の良さと悪さという2面性は少し住んでみればすぐに感じることだが、アメリカ社会を「銃」を通して見てみるという著者の試みは、それ以上のものを読者である私にもたらしてくれたように思う。ヒトラーが銃の規制を強化した等、初めて知った事柄も多かった。(「銃に恋して~武装するアメリカ市民」半沢 隆実、集英社新書)
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ジェイ・ハース ウェア GOLF
彼の家族にはゴルファーが多く、おじさんのボブ・ゴールビーは1968年のマスターズ・チャンピオン、3人の息子のジェイJR、ジェリー、ビルはいずれもPGAツアーのプロゴルファー、義理の息子のディラード・プルイットもPGA選手という筋金入りのゴルフ一家だ。2004年には最も尊敬される選手に与えられるペイン・スチュアート賞、2006年には卓越したスポーツマン精神の持ち主を表彰するボブ・ジョーンズ賞等を受賞している。
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キップ・ミラー サイン NHL
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ランディ・マッケイ サイン NHL
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ティッピ・ヘドレン 衣装 ヒッチコック「鳥」
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イカの神経・ヒトの脳みそ 後藤秀機
本書は第1部、第2部に分かれていて、第1部では動物の神経、第2部では人間の脳に関して、そのメカニズムを解明しようとしてきた科学者による実験内容とその結果が淡々と述べられている。最後まで読んで強く思ったことは、いかにこの分野の研究が試行錯誤の連続だったかということだ。要するに間違いだらけだったということだ。ノーベル賞の受賞対象となったような研究もその例外ではないらしい。こうしたことは自然科学に共通したことなのだろうが、特にこの分野ではそれが激しいとの印象だ。人間というものがいかに「見たいものしか見えない」かということが良く判る。本書の圧巻は後半の神経系の疾病に関する研究の部分で、「ロボトミー手術」とか「脳移植」といった研究の話がでてくるところだろう。「ロボトミー手術」の「ロボ」というのは「ロボット」のことかと思っていたがそうではなく、脳の一部分の名称とのこと。とにかくその研究の過程が淡々と述べられている部分が、現実のこととは思えないくらいに恐ろしい。(「イカの神経・ヒトの脳みそ」後藤秀機、新潮新書)
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