玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

美人は絵になる

2013-11-20 21:07:25 | 雑感

何故、馬車で送り迎えするんだろうか。女性の賓客には、そうすることになったのかな?ドイツのメルケル首相や韓国の朴大統領が来日した場合もそうなるのかなあ?でも、どうも絵にならない。これは美人だけの特権だ。大使への信任状の捧呈行為は、これは驚いたことに憲法の天皇の国事行為だそうだ。合憲的な象徴天皇の政治利用でもある。しかし、一昔前の幕末の時には、日米修好通商条約が勅許を得ていない条約として国内の反発をかった。この時に生理的に異国を嫌った孝明天皇、勅許を無視して調印を強行した井伊直弼大老。それがやがて安政の大獄を招き、桜田門外の変で尊王攘夷運動が爆発する。そんな歴史の舗道を轡の音を響かせながら、アメリカ大使が馬車で皇居に行く。捧呈式の馬車の送り迎えは選択制になっているそうだが、ほとんどの大使が馬車での送り迎えを選ぶそうだ。

今まで、こういう優雅なことが行われていることは知らなかった。ケネディ大使のおかげで知ることができました。日頃は口うるさいマスコミも、《ケネディ家→美人→絵になる》ということで、諸手を挙げて拍手喝采だ。ともかく美人は徳である。

コメント (1)
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