定年の2，3年前から、スーツは一切買わなかった、もったいないから。その後も人前に出ることも減ったので、ジャケット類はストックで済ましていた。最近は、さすがに着る物がなくなったので、ユニクロ以外に何か買おうとスーパーに行ってみた。懐かしいKENTだって、でも、なんか名前負けだね。これがKENT？と云うのが、正直な気持ち。昔々のことだけど、新宿の紀伊国屋の前にはISEYAというメンズショップがあった。そこでVANのボタンダウンを買うと、2800円、必ずVANと印刷された茶色の袋とVANという名入りのノートを貰った。袋はその後もボロボロになるまで使い続けた、まあ鞄の代わりだね。その少し前は、銀座ではみゆき族が流行って、麻袋を抱えて若者は街を歩いていた。そんな時代はどこに行ったのだろうか。でもね、そういうだるい時間の積み重ねの何十年があって、今の日本があるのでは。隣の国の発展はあまりも早過ぎる。我々に歴史認識を求める前に、自らの歴史認識を徹底してもらいたいものだ。
サクラの次はハナミヅキさ
今年は何を植えてくれるのかな
