錦織フィーバーが終わった。こういう時って日本が一つになったと思う。昨晩はサッカーを見た。スタンドに日本国旗が勇壮に整列する。中には、この21世紀に、日の丸に神風と書いた旗もある。国という形態は奇妙なものである。一つ枉れば、政治的な結集枠となり、もう一つ枉れば、國家という戦闘集団になる。国を守るという大義が掲げられれば、いつでも人間は狂気集団に成り変わる。スポーツと競争と応援の関係に国という枠や箍が必ず入り込む。21世紀になってもこれは変わらない。6年後かな、東京でオリンピックをやるが、場所が東京という事だけで、國の威信を賭けて、という事がきっと前面に出てくる。かつて日本はオリンピックの開催をボイコットして、皇紀二千六百年祭をやった異相の国なのである。そんなことはもう二度と起こらないと思うが、どうしても錦織を見たくてWOWOWに入ってしまった自分がいる。
先週、高尾山のビャーガーデンに行きました。飲み放題食い放題で3500円でした。まあ、これで、今年の夏も終わりかな、という感じがした。展望台からの景色は残念ながら曇り空でした。