玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

2016年が始まる

2016-01-04 22:10:56 | 雑感

今年は、どうやら暖冬らしい。年寄には有り難い。尤も、旧暦では2月の上旬が正月であったということだから、これから本格的な冬将軍がやってくることも覚悟しなければなるまい。正月の街では、早くも民主党の議員が駅頭演説をやっていた。次の参議院選挙を目指しての党勢の復活への意気込みだと思うが、喋っている内容が、派遣法の改正や足りない介護の話だった。しかし、街を歩く人の足を止めたいと思えば、今は、憲法改正か安保法制しかないだろう。

当人は現職衆議院議員だが、そのセンスのなさに改めて驚いた。誰も聴衆のいないマイクを握るに値する程度の人物に相違ない。「そんな事やっているから、駄目なんだ。野党で、あの人数で、既に決まった法律をどうやってひっくり返すつもりなのか?結局単なる愚痴だろう。一年の最初なのだから、これからの若い人の将来を左右するもっと大切なことを政党を代表して表明するべきだ」と立ち寄って、忠告する気にもならない。

もう民主党は消える党名なのだろうか。かつての社会党や新生党や新党さきがけのように。政党の名前よりチョコレートやカレーの商品名の方が遥かに長続きするのが、この国の政党政治の現実である。

今年は、政治も、経済も、世界も、大きく変わる一年になりそうな気がする。2016年はゆっくりとあたりまえに始まったようだ。

◆年末は浅草寺に、年始は増上寺に行った。

 浅草寺

 定番の梅園(粟ぜんざい)と喫茶アンジェリカ(ケーキ)

 増上寺

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする