北朝鮮ミサイルの領空侵犯の有無についての検討、仮に侵略された場合の予期する防衛対応についての、正式な政府見解はあったのか?
安倍政権はいまだに江戸時代の封建制宜しく、見ざる・言わざる・聞かざる、の臣民的な国民の行動を求める権力型政権であり、自分たちに都合の悪いことは、記憶がない、果ては文書は捨てたと嘯き、徹底的に情報を公開しないダンマリ政権である。そこには民主制を守る政治家としての一片の矜持もない。
もっとも、彼らは、特に安倍を取り巻く集団は、国民主権や平等主義が根っから嫌いなのかもしれない。さしづめ、自分ら政治家は国民を支配する側にあると考えているのだろう。
森友・加計では、どう言おうとも、結果、そう行動していた。旧体制回帰の国家方向論しかない脳なし政権に、はたして今後の国の将来の舵を決める憲法を変える能力と資格があるのだろうか。
加計とか森友のような問題、過去の自民党政権では当然に隠れて行われていたことだろう。何故、ここで問題になるかというと、まず単純に政治家の口利き行為が国家権力によって庶民やマスコミの口を塞ぐことができない時代であること。そこへの気づきが遅いのろまな政権でもある。
戦略特区という政権側が自ら作りあげた規制突破装置を使って、自らの側に近い存在をその対象にするために、合法性があるかのように加工しただけで、中は旧態依然の口利き行為を強引に通すために「首相の意向」というが、実は昔ながらの地方政府の「天の声」を使った古式豊かな自民党お手盛り行為に過ぎない。この点では、年寄りのロバのような政権でもある。
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