いまだに、人はそう言いたがるが、今や、A保守党⇔B保守党じゃないのかな。民進・共産は労働条件から憲法9条まで含めて、ともかく現状を変えない、或いは既得権を堅守する純然たる保守政党なのではないか。自民党は基本的人権を縮小し、支配層の自由を広げ、戦争も可能にする、という方向の旧体制をめざす革新的な保守政党なのでないだろうか。
戦後の日本は、何故だか、革新という言葉に民主化の方向の意味を付与してきたようだ。しかし戦前の大日本帝国では、革新官僚とか、青年将校を中核とする革新組という言葉があった。云うまでもなく、彼らこそが、来るべき戦争という流れの最先端にいた。この二分法、この対立軸は、既に色あせた括り概念ということなのかな。
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