直截で暴力的な国家権力を主に行使する警察権力、検察権力、司法権力が、安倍第二次政権以降、剥き出しの剛腕暴力性、独自な存在性を見せている。
官邸官僚に警察や公安系の官僚を多数起用してきたアベ・スガ体制の此の国に残した爪痕はこれからも暗い影を残すだろう。
入管法の改悪、袴田事件の訴追、どうも法務系官僚たちは自らの地位保全のための動きに専念しているとしか見えない。
それを許し、答弁も自力でできない自民党議員は官僚と共生関係にあるのだろうが、歳費以外に調査研究費なども貰いながら、調査もせず、週刊誌種を叫ぶだけの野党議員の一部が見苦しい。
特に、与党に入りたい病=利権に喰いつきたい人たち、そのような顔は玉木や、野田に、岡田に、泉らに、二面性を見てしまうのは老いた者の穿った見方であろうか。
それにしても、昨夜、読み返した本に、この國の異様を見た。
つけくわえるが、商工大臣岸信介は開戦決定した御前会議に出席し、開戦の法令上の責任を負った筈である。
ちなみに、厚生大臣小泉親彦は小泉純一郎と何の血縁もなく、終戦とともに自刃した。
岸信介は生き残り、戦後総理大臣を務め、その弟も総理を務め、その孫も戦後最長となる総理職を務めた。
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