キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

家族みな学期末で忙しい

2012-11-30 10:43:55 | アメリカの大学で教える

私の所属する大学は、来週が秋学期の最後の週で、その次が期末試験の週。教えているクラスの期末プロジェクトの採点が待っている。さらに今学期はスムースに終わりそうもない予感。配偶者によるドメスティックバイオレンスを受けている学生、義父が自殺したというニュースで落ち込んでいたところ、これは殺人事件かもしれないという警察からの連絡で、さらなるストレスを抱えている学生、障害児の子どもの癇癪がひどく、その対応で疲れ果てる学生。これらは一例だが、いろいろなドラマと事情への対応で、教員の方もエネルギーと時間が必要とされる。

それにしても、なぜ大学に入れたのかと思うような学生もいれば、博士課程でも立派にやっていけるような学生もいて、総合点数がかなりばらばらになりそうだ。大学院時代、院生としてクラスを教えていた時、私がつけた成績を見て、アドバイザーが「Aの学生が多すぎる。Aは本当に特別な成績なので、あまり与えすぎるのはよくない」と諭してくださったが、そう考えれば今回のように皆がAやBを簡単に取れる授業でないのは、理想なのかもしれない。近年では、大学進学率が上がり、学力の低い学生もどんどん入学してくるようなので、教えるのが大変。数年前、日本のある私立大学の学長である方とメール交換した時、「分数の問題も出来ないような学生が入ってくるんだよ」とおっしゃっていたが、本当なのだろうか。

オットは、量的研究のクラスで頭を抱える毎日。教えている教員は、学生たちのレベルよりも水準の高い宿題やクイズを出してくるらしいので、オットはストレスで爆発しそうな噴火寸前の状態。幸い、私が大学院時代に受講した授業の内容と似ているので、出来る範囲でこと細かくアドバイスしているが、このクラスに落第しないようにと願うばかり。

息子は、毎日の宿題やクイズ、試験でストレスを抱え、勉強が思うように効率よくはかどらない。「ボクは自閉症だからそうなの?」と聞いてきたが、(それもあると思うが)、いやそうじゃなくて集中力や持続力を鍛えていけば、効果があがると励ましているがなかなか対応に苦しむ毎日。コンピューターを使って勉強や宿題をする息子だが、画面をただ見ているだけでは、頭に入らないと息子の耳にタコができるくらい言い聞かせる。しかも、宿題を始めたと思ったら、いつの間にかYoutubeでビデオを見てたり、Facebookで友だちのニュースをチェックしているので、情報化時代に子どもに勉強をさせるのはつくづく大変だと思う。娘などは、クラスメートとSkypeやfacebookで一緒に宿題をするといいはるが、殆どはたわいのないおしゃべり。さらに音楽を聴きながらのながら族。娘も息子もまさに、いろいろなテクノロジーを同時並行して使いながら宿題や勉強をするというパターンだ。

携帯電話で友だちのメッセージを送ったり、受け取りながら、facebookで友だちとチャット。さらに並行してyoutubeで好きな音楽を聴きながら宿題をするという、Multitasking。

時々そういう子どもたちの状態を見て、コンピューターの誘惑のない図書館やスターバックスに勉強に連れていく。夕方から夜まで、子どもの勉強や宿題を管理している状態なので、塾のある日本がうらやましい。昨日などは、息子が学校から帰ってきた3時から夜の11時まで、家事をしながら息子の手助け。先週からとうとうOutlookの毎日のスケジュールに、夕方から夜の予定を入れるのをやめてしまう。この時間帯には自分の仕事ができない、あるいはほとんどできないと諦めることにする。これも息子が高校を卒業するまでの2年半のハハオヤとしての投資。

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家族の宿題の手伝いにあけくれる毎日

2012-11-09 14:03:30 | アメリカの大学で教える

子ども二人とオットの宿題の手伝いに追われる毎日。

  • 息子の日本語(高校)

やっとお金の数え方が分かって、今はお店屋さんでの会話。こんな感じ。こういうやりとりを息子としながら、昔良くやったお店やさんごっこを思い出す。

店員「いらっしゃいませ。」

客「このシャツを見せてください」

店員「かしこまりました。これですね」

客「いくらですか」

店員「五千九百九十九円です」

客「高いですね。あれを見せてください」

店員「かしこまりました。あれですね」

客「いくらですか」

店員「三千円です」

客「これにします。包んでください。箱に入れてください」

お店屋さんバージョンだけでなく、レストランでの注文も。「○○定食」「和食」「中華料理」などの言葉も分かり、息子は嬉しそうだ。早く日本に行ってレストランで注文してみたいらしい。

極め付きは、エレベーターの会話。昔から、里帰りするたびに日本のエレベーターを気に入っていた息子は、「地下二階です」というような会話に、ノスタルジアを感じるらしい。

  • 娘の幾何学(中学)

この前までは、正弦定理と余弦定理。そして先週は、三角関数。

sin、cos、tanの登場。マイナスがついていたりして、私まったく記憶がないが、昔こんなことは習わなかったのだろうか。インターネットで調べてようやく意味を理解。しかもネット上でsin、cos、tanの計算もできるので、便利。

昨日などは、娘の数学の宿題の答えをチェックするのに1時間もかかり、自分の仕事どころではない。

幾何学の宿題では、時々意味不明な問題も出てくるが、「○○くんのパパ、エンジニアだから答え分かったんだって」っていうような話、娘から聞いたりするので、やっぱり皆、親が手伝って上げている様子。日本では考えられない。

  • オットの宿題(大学院)

量的研究の授業を受講しているオット。今週のトピックは、分散分析の検定。つい去年まで、分数の計算の仕方にとまどっていたオットにとっては、拷問ともいえるクラスだが、youtubeでT検定、検出力(Power)などのビデオを何回も見ながら、必死の様子。「ボンフェローニの補正 」について説明してくれと言われたが、いや私もよく分かっていないということが分かる。私自身質的研究ばかり行ってきたので、オットと一緒に勉強のし直し。

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中間成績をめぐるひとりごと

2012-10-12 10:18:08 | アメリカの大学で教える

大学の方針が変わり、今までは1、2年生のみに要求されていた中間成績を全ての大学生を対象に提出が義務づけられる。

私の授業の受講生の殆どが大学3、4年生だったので、今までは中間成績を計算することもなかったが、今回は違う。

遅れて提出された課題を採点したり、採点し落とした課題がないか確かめたりしながら成績を出す。今回の成績は、いわゆるABCでの評価ではなく、合格か不合格で出すことにする。平均70点以上には合格。それ以外は不合格。不合格の学生は、課題を提出しなかったり、遅れて提出したり、テストを受け損なったりなどが主な原因。一つのクラスは、60人中10人が不合格。先が案じられる。

中間成績が提出される週ということもあって、やたらに学生からメールが届く。ほとんどが「いいわけ」とも言えるメールばかり。

  • 「テストを受け損なったのは、ちょうど住んでいる町で山火事があったんです」-2週間前の山火事の出来事を理由にしてくる学生。なぜすぐ連絡してこなかったのだろう。
  • 「テストの曜日を間違えていたみたいです。でもちょうどテストを受けようと思った時に親の病気が悪化したという連絡が入って、受けれませんでした」と言い、病院の名前、病室の番号、病院の電話番号や患者の名前まで知らせてくる学生。本当の理由は曜日を間違えていたことにあるようだが、身内の病気を理由にしてくる学生。切羽詰っているのだろう。
  • 「今学期から新しい仕事2つ始めたばかりで、引越しもしたばかりで、体調もよくないんです」という理由の学生。テストも殆ど受けず、課題も全て未提出。学期の半分(7週間)授業にほとんど参加していないにも関わらず、どうにか「代わりの課題」を出して欲しいと頼んでくるが、都合が良すぎないだろうか。とはいっても、本人にしか分からない大変な理由があるのだとは思うが。

オンラインの学生の多くはシングル親で、仕事をフルタイムで持ち、子育て真っ最中。そのバイタリティには感心するが、そうだからといって、要求を全て受け入れるわけにはいかない。同じような状態で必死にがんばっている他の学生に対して、不公平になるようなことはあまりしたくない。

しかし、家庭内暴力の被害者、本人や家族の重い病気、親や伴侶の死、などを学期中に経験する場合は、できる範囲でサポートしてあげたいと思う。 

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北米の大学町ベスト10

2012-09-26 06:48:52 | アメリカの大学で教える

MSNに掲載されていたBest College Towns in North America。

そのトップ10の中に、ついこの前まで住んでいたワシントン州のプルマン、ミズリー州のコロンビアが選ばれていたのを知る。

ミズリー州のコロンビアは、以前にもベスト10に選ばれていたので納得がいくが、お店もレストランも殆どない麦畑のど真ん中にある大学町のプルマンが選ばれるとは、オドロキ。

ミズリー州のコロンビアは、ホントに住みやすい大学町だった。大学院生として過ごした町だが、学業や仕事の合間に、ジョギングやサイクリングをしたり、子どもを大きな公園で遊ばせたり、ショッピングやレストランにも恵まれ、1年を通して様々なイベントが行われているカルチャーの密度が高い町。 

トップ10の大学町のうち、2つの町に住むことができて、幸せだったんだと実感。

もし次引越しする機会があれば、コロラド州のボルダーあたりがいいんですが...なんて贅沢な願いを持つ。 

http://local.msn.com/events/slideshow.aspx?cp-documentid=253370506

 

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あやしげなジャーナル 

2012-09-21 13:22:19 | アメリカの大学で教える

数ヶ月前に私のところに届いたメール。

どうやらInternational Education Studies という名前の査読ジャーナルで、Canadian Center of Science and Educationという機関が運営しているらしい。あなたのxxxという論文を読み、教育の分野での専門家であるということを知っている、ぜひうちのジャーナルに投稿して欲しいというような内容。ジャーナルのタイトル、機関の名称といい、いかにもうさんくさい。

リンクをクリックしてみると、論文掲載料として200ドル以上の費用がかかるらしい。査読が2-3週間というものすごいスピードだが、いったい誰が査読するのだろう。忙しい大学教員や研究者は、そんな短い期間で査読ができるはずはない。

オットが大学院で、お金を出して論文を掲載してもらうジャーナルが最近増えてきたらしいので、気をつけなさいというアドバイスを受けたらしい。ということで、メールもほっておいたままにしたが、今日面白い記事を見つけた。

同じジャーナルからメールをもらったドイツの学者が、このCanadian Center of Science and Educationの所在地、4915 Bathurst St. Unit #209-309, Toronto, ON. M2R 1X9をgoogle skyviewで調べると、こういう感じだったらしい。

あやしげなお店が並ぶ、スラム街のような場所。これが「カナダ教育・科学センター」?

https://maps.google.com/maps?hl=en&safe=active&q=4915+Bathurst+St.+Unit+%23209-309,+Toronto,+ON.+M2R+1X9&ie=UTF-8&hq=&hnear=0x882b2d93fc2eed1f:0x223556f54398d8c1,4915+Bathurst+St+%23209,+Toronto,+ON+M2R+1N2,+Canada&gl=us&ei=F9BcUO7qBcLprQGr14CoAQ&sqi=2&ved=0CB0Q8gEwAA

私のところにきたメールでは住所は変わっていたが、その新しい住所で調べてみると、このセンターのオフィスは道路のど真ん中?

https://maps.google.com/maps?hl=en&safe=active&q=1120+Finch+Avenue+West,+Suite+701-309,+Toronto,+ON.,+M3J+3H7,+Canada&ie=UTF-8&hq=&hnear=0x882b2e06adab62c3:0x4666c7928eb086a1,1120+Finch+Ave+W+%23701,+Toronto,+ON+M3J+3J5,+Canada&gl=us&ei=6dFcUJnXOOHc2QX1iYHgBQ&sqi=2&ved=0CB0Q8gEwAA

参考までに、メールをコピペしました。 

 

 

Dear Dr. xxxxx             

I'm the editor of International Education Studies (ISSN 1913-9020) which is a peer-reviewed journal,  published by Canadian Center of Science and Education (CCSE). I have had an opportunity to read your paper: " xxxxx" which is published in xxxxx. Volume xx, Number xx / xxxxx. Through your works, I know you are an expert in the field of education.

International Education Studies is an open access journal publishes original unpublished quality research work. A scholarly peer reviewed journal deals with the disciplines of education studies. It is included in the below list: Scopus, DOAJ, EBSCOhost, ProQuest, Ulrich's and so on… Please find more information at: http://www.ccsenet.org/journal/index.php/ies/about/editorialPolicies#custom-0

IES publish research work of considerable interest that contributes to theoretical bases of contemporary developments in the field of education.

You can submit your work as an email attachment at: ies@ccsenet.org for publication or submit manuscripts online at http://www.ccsenet.org/journal/index.php/ies/about/submissions.

Paper Selection and Publication Process

a)        Upon receipt of paper submission, the Editor sends an E-mail of confirmation to the corresponding author within 1-3 working days. If you fail to receive this confirmation, your submission/email may be missed.

b)        Peer review. We use double-blind system for peer-review; both reviewers and authors’ identities remain anonymous. The paper will be peer-reviewed by three experts; one is an editorial staff and the other two are external reviewers. The review process may take 2-3 weeks.

c)        Notification of the result of review by E-mail.

d)       The authors revise paper and pay publication fee.

e)        After publication, the corresponding author will receive two copies of printed journals, free of charge. If you want to keep more copies, please contact with the editor before making an order.

f)         E-journal in PDF available on the journal’s webpage, free of charge for download.

Authors should write and format their manuscript according to guidelines given at http://ccsenet.org/web/submissionguide.html.

IES encourages submission in the following topics:

•  Education method, education policy and education development; 

•  Educational technology and educational psychology;

•  Special education and cross-cultural education;

•  Educational leadership, educational administration and educational evaluation;

•  Training, teaching and learning.

The journal is published in both printed and online versions. The online version is free access and download. More information about our journal, please log on its website: http://www.ccsenet.org/journal/index.php/ies/index or contact with us at: ies@ccsenet.org 

IES also invite qualified researchers to join editorial team as reviewers. If you are interested, please find the application form and details at: http://ccsenet.org/web/reviewer.html.

It is highly appreciated if you could share the above message to your colleagues and academic networks. Thanks!

 

Best Regards

 

Chris Lee

Editor
International Education Studies
Canadian Center of Science and Education
*************************************
Add: 1120 Finch Avenue West, Suite 701-309, Toronto, ON., M3J 3H7, Canada

Tel: 1-416-642-2606 ext.206
Fax: 1-416-642-2608
E-mail: ies@ccsenet.org
Website:  www.ccsenet.org

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最近のしごと

2012-09-18 13:20:27 | アメリカの大学で教える

 

昨日は、学会発表申し込みの原稿(アブストラクト、要旨)を提出する。

今回は、オリジナルリサーチではなく、レビュー(文献研究)なので果たして採択してもらえるかどうか。

この学会での発表の申し込みは4年ぶりだが、なかなか規定が細かい。

たとえば、タイトルには、ピリオドは打たない。タイトルの単語で4文字以上だったら最初の語は大文字にする(たとえば、amongはAmongとなるが、 ofはOfとならない)。図や表などは、ワードで作成したものはアップロードできないのも、私にとっては初めて。表は、申し込みのウェブサイト上で直接データーを打ち込んで作成するという規定になっていて、細かいデーターをワードからコピーし、ウェブサイトにペーストするという作業に1時間もとられてしまう。

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もうひとつの仕事は、ジャーナルに投稿された論文の査読。

障害者のインターネット使用がテーマの論文で、なぜ私のところに依頼がきたのか不思議だが、締め切りが迫っているので今日の午後は、論文をもう一度読み直し、コメントをタイプ。

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話は変わるが、最近のニュースは中国のデモのことばかり。

ヒューストンでもこの前の土曜日、チャイナタウンでデモが行われるというニュースが入り、中国系のスーパーに買い物に行くのをひかえたが、今後どうなるのだろう。

オットは「ドイツなどとは違って、戦争のことをまだ日本がきちんとあやまっていないから、今でも尾を引いているんだ」と言うが、世界(特にアジア諸国)がそのような共通認識に立っていると、日本の立場を援護してくれる国は少ないのかもしれない。

経済格差が広がる中、中国の人民たちの不満を政府ではなく日本に摩り替えようとする中国政府の意図もあるようだが、戦争をめぐる謝罪の問題は今も尾を引いている。

オットが今年の夏中国に出張に行った時、妻が日本人だと言うと 至る所で羨ましがられたそうだ。日本人は(男性でも女性でも)、個人レベルでは、とっても礼儀正しく、文句を言わず、優しく接してくれるので、重宝されるらしい。個人としてはいいが、国としては別問題なのだろう。

国際感覚をもった常識のある日本人の政治家がもっと増えて欲しいと切に願う。 

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新学期をめぐり、我が家のストレスレベルアップ

2012-08-28 07:19:29 | アメリカの大学で教える

 

昨日から子どもたちは新学期。

夏休みが終わるのを指折り数え、嘆き悲しんでいた息子は、不安のためか前日はなかなか寝付けず、アレルギー薬を睡眠薬代わりに飲ませる。

そういう最中、大ハプニング。

シェークスピアが犬ドアをつかって、外に出て、吠え立てる。侵入者をみつけたらしい。

数分後、顔をぬらして帰ってくる。

「スカンク!」

あまりものひどい匂いに、息をするのも、話をするのもできないくらいだったが、ひとまずバスルームにつれていき全身を洗う。

スカンクの匂いを落とすには、トマトジュースを使う、という話をよく聞いていたが、ネットで調べてHydrogen Peroxide という薬品を急いで薬局に買いに行き、重曹、液体ソープを混ぜて、匂い消し洗剤を作る。

シェークスピアの目に入って辛そうだったが、どうにか匂いは落ち、一件落着。

シェークスピアはガスを吹きかけられて大ショックだったのか、数時間は体中震わせてずっとうずくまったまま。

家中に広がったスカンクのガスは、ルーム香水を吹きかけてもなかなか消えない。この際、蚊やハエが入ってこようがかまうものかと、昨日は、ドアを開けっ放しにし空気の入れ替え。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

新学期1日目の昨日、息子はぐったりして帰ってくる。前日眠れなかったせいもあるのか、疲れた様子。

すぐ昼寝する、と言うが眠れなかったらしく、宿題を始める。

山のような書類にサインし、自己紹介のエッセイを自分らしさの「トーン」を入れながら作成し、明日の小テストのために5ページの歴史のエッセイを読み、各クラスで必要な教材を買いに行く、というのが1日目の課題。

親も書類にサインするだけでなく、先生方それぞれにEmailを出し、クラスの親向けリストサーブに入れてもらうよう連絡するというのが宿題。

新学期が始まった緊張感と刺激に対して自閉症の息子はパニックになってしまったのか、帰宅後はほとんど、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」というあせりモードで部屋をいったりきたり。挙句に、「もう夏休みは終わってしまったんだ、冬休みまで何も楽しいことはない」と悲観モード

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今年高校2年生(高校は合計4年間)の息子は、PreAPだけでなく、APクラスを1コマ受講させることにした。このAPクラスは、大学の授業として単位互換可能なレベルのクラス。ちょっと大変かなと思ったが、息子の504(障害を持つ生徒が普通の生徒と同じように授業を受ける権利があるという法律)ミーティングの際、副校長の「APクラス1コマなら大丈夫じゃない?」というアドバイスもあり、やってみさせることする。

PreAPが数学、国語、化学、そしてAPが世界史、それ以外の選択授業としては、今学期は日本語、コンピューターグラフィックデザイン、マーチングバンド。

毎日、山のように課せられる息子の宿題を終わらせるために、私は家庭教師代わり。息子の時間管理をし、私に分かりそうな宿題は手伝う。しかし、「化学」の宿題は、どうも手伝ってあげる能力は、自分にはなさそうだ。

息子が高校に入り、オットが博士課程に入学してから、私の夜や休日の仕事時間は確実に減少。

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今年中学2年生(この学区は、中学は2年間しかない)になる娘は、数学以外は宿題には心配がなさそうだ。しかし、のんびり屋の彼女は、すかーんと宿題を忘れることが多い。宿題やテスト用紙に名前を記入することを忘れ、0点あるいは50%減点されて点数が返ってくるというようなことを、何度も繰り返す。

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いやぁ、ブログが愚痴ばかりになってしまいました。この辺でやめておきます。失礼いたしました。

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子どもの夏休みと仕事

2012-08-23 18:37:27 | アメリカの大学で教える

新学期が始まり、学生からの質問の応答と研究助成金の申請書類の仕上げに追われております。

今週は、子どもの学校がまだ始まらないので、子どもの世話と家事の合間に仕事をしているというカンジなので、助成金の仕事が停滞中。

朝からのスケジュールはこんなカンジ。

  • 起床。
  • シェークスピアの散歩。
  • 朝食。息子を起こす。
  • 学生からのメールの応対。
  • 息子の夏休みの数学の宿題を手伝う。
  • 娘を起こす。
  • 娘に日本語を教える。
  • 昼食の準備と後始末。
  • 息子を、車で20分かけて高校に送迎。マーチングバンドのイベント。
  • 娘を連れて、近くのお店で新学期用の服を購入。この年になると好みが激しいので時間がかかる。
  • 息子から電話がかかったので、高校へ迎えに行く。
  • 息子と娘を連れて、近所の図書館に行く。娘は読書。息子はコンピューター。私は仕事。
  • 息子を再び、マーチングバンドの練習のため高校へ送迎。
  • 家に帰り、夕食の支度。
  • オットが帰ってくる。

やあ、目がまわってしまいました。フルタイムで仕事をしている人は、お手伝いさんか子どもを行事に連れて行く運転手を雇わないとこなせないスケジュールです。来年になれば、息子は自分で車を運転できるのですが、公共交通機関の全くないこの街では、親が運転手代わりです。

ついこの前も、息子の高校のフットボールの選手が、友だちを乗せて、夏休みの朝練に行く途中、不注意運転で車が何度も横に回転するという大事故を起こしたようです。一人の選手は、ヘリコプターで大きな病院に運ばれたそう。そう思うと、子どもが運転するのもなかなか心配です。

助成金を提出し終えたら、一段落することにしましょ。

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やはり自己主張の国

2012-08-22 14:10:31 | アメリカの大学で教える

大学が新しい学生管理システムを導入し、キャンパスはエラー続きで大混乱の2日。

いったいどうなっているのだろうと思っていたが、昨日の夕方にはトップ人から言い訳めいたメールが届き、学生たちのもとにもお詫びのメールが行き渡ったらしい。

混乱のさなか、この学生管理システムのリストサーブのメールが教員や職員に届き始め、20分もしないうちに「私をこのリストサーブから外してくれ」というような内容のメールがどんどん送られてくる。またたく間に、50以上のメールが届く。

そういう内容のメールが2,3届き始めた頃、普通なら自分も「リストサーブから外してくれ」というメールを送れば、他の教職員のメールボックスが満杯になり迷惑になることが予想つきそうなものだが、そういう相手を配慮した判断ができないのか、自分の主張を続ける人たち。

自己主張をすることで、ストレスを解消しているのかもしれないが、主張すればなんとなるというのは寂しい精神のように思う。

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誕生日と新学期

2012-08-21 08:05:08 | アメリカの大学で教える

昨日は、51歳の誕生日。

ところが、大学の初日(アメリカは秋学期から始まる)と重なって、いろいろ忙しい1日。

新しい学生管理のコンピューターソフトを導入したばかりで、それに伴うエラー続きで、学生からは苦情のメールや質問の連続。システムがしっかり導入されるまでは、トラブルは当面続きそう。

夜は娘の新学期のオリエンテーション。息子のバンドの練習。日中には、業者の人に、故障したオーブンを修理してもらう。

あわただしく誕生日の1日が過ぎる。

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2週間も使えなかったオーブンが使えるようになったので、昨日はペスト&フェタチーズ&ほうれん草のピザを焼き、今朝はクランベリーレーズン、ブラン入りの全粒粉のマフィンを焼く。子ども二人とも、喜んで食べてくれる。

来週から新学期が始まる子どもたちのために、マフィンを焼きためして、冷凍庫に入れておこうか。

息子は、ランチの時に誰と一緒のテーブルに座ったらいいのか、今から不安らしい。

少し友だちは出来たものの、スケジュールによってはランチの時間が重なるとは限らない。

友だちには全く不自由しない娘も、ランチに誰と座るかが悩みの種らしい。

去年は、ランチの友だち何人かが、全くお弁当を持ってこなくて、いつも娘のお弁当の中身を勝手に取っていったらしい。

断りもせず、勝手に取っていくのは、アメリカでよくある「友達の家に行って冷蔵庫を勝手に開けて、食べる」という感覚と同じなのかもしれないが、やはり非常識だと思う。

別の友だちを探しなさい、とアドバイスをしているが、どうなるのだろう。

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明日、ワークショップ

2012-07-17 18:20:14 | アメリカの大学で教える

明日はいよいよ、ワークショップ!

思ったよりも参加人数が多い会議で、今日の様子を見てみると50人くらい参加しそうなので、少々びびっています。

まあ、ここまで来れば、やるしかないという心境です。

チャレンジすることが、一歩でも成長につながればいいなって思っています~。

 

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ああ忙しい

2012-04-29 20:42:15 | アメリカの大学で教える

ああ忙しい~

  • 期末の採点と落第を恐れる学生からのメールの対応
  • 成績提出の準備
  • 来週から始まる夏季集中講義の準備〔オンラインコース)
  • 火曜日から出かける日本への旅行の準備
  • 留守中の手配、食事の準備
  • オットの期末ペーパーの添削など
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カスタムサポートに電話する毎日

2012-03-01 14:06:21 | アメリカの大学で教える

今週に入ってから、使用しているソフトウェアがうまく機能しない、などの理由でカスタムサポートに電話する毎日。

  • オリンパスのTranscription Kit AS 5000(インタビューテープおこし用)再生ボタンがまったく機能しなくなったので、電話する。カスタムサポートのはずなのに、何も知らないのに驚き。商品を購入したディラーに連絡して欲しいと責任転嫁されるが、永久保証とうたっているのはうそだったのだろうか。オンラインで購入したので、ディラーではありませんといったが、この機械に詳しいという会社の電話番号を一方的に言い渡される。新品と交換してもらおうかと期待していたが、まったくその様子なし。結局自分で調べて、いろいろやってみて、直せたからよかったものの、もうオリンパスで買うのはやめよう。
  • Pearsonのオンラインラボ。これもエラーメッセージが発生してしまうので連絡。最初メールで連絡すると、腑に落ちない答えばかり。チャット機能で連絡し直しすると、こちらのニーズを少し理解もらえたが、結局のところ、Internet Explorerじゃなくて  Firefoxを使うようにアドバイス。なんてややこしいんだろう。
  • フィットネスクラブ。カスタムサービスの電話で30分待たされてもつながらないので、あきらめて切る。バックの録音で「うちの会社はお客様へのサービスを第一にしています」という宣伝が流されていたが、それならなぜカスタムサービスの人員を増やさないのだろう。2回目に電話した時も10分待ってもつながらないので切る。
  • アメリカンエクスプレスカード。この会社は殆ど待たずにつながったので、助かった。
  • Outlook のURLが開けない。これはうちの学科のITスペシャリストへメールで聞く。Internet Explorerをアップデートした時に発生するエラーらしい。修理するためのリンクを教えてもらい、それに沿ってやってみたらすぐ治る。

仕事をせずに、こんなことばかりして時間を費やしてしまったが、修理できたのはありがたい。

 

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学科長による1年の評価

2012-02-22 20:12:40 | アメリカの大学で教える

 

昨日は、学科長と電話カンファレンス。

それぞれの教員が事細かい項目に基づいて、1年間の自己評価(Annual Review)(ワードで10枚分くらい)を書き、その資料と学生からの評価表を学科長が分析し、教員の1年の成果が評価される。

普通ならば、それがお給料に反映するらしいが、うちの大学はここ4年間経営難で、昇給全くなしとのこと。

ルーブリックに基づいて、成果が得点化されるのだが、意外と複雑。たとえばピアレビューで採択された論文、最近ではこちらのジャーナルではAdvance online publicationといってネットで最初に論文が掲載されるのだが、正式にハードコピーになるまでは業績として点数化してもらえない。

またどのジャーナルをトップジャーナルとみなすかという判断も難しい。Impact factor といって、論文あたりの引用回数の平均値でそのジャーナルのランクが示されているが、これを鵜呑みにするわけにはいかないというのが学科長の見解。たとえば、トップランクのジャーナルで不採択になったジャーナルが次の候補に選びやすいジャーナルなどは、引用回数も結果的に増えていくので、そのことも含めて判断しているとのこと。

わあ、なんとややこしいんだろう。

また最近では、そのジャーナルの月ごとや年毎のダウンロードのトップ10が発表されているので、これも自分の論文の評価につながるのかもしれない。

私の学科長は性格が温和で人当たりがいいので、いつも悪いことは言わず、いいところをほめてくださるのでありがたい。

新しい仕事につながりそうな情報ももらい、また次に向かってがんばろうと決める。

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著作権ルールとオンライン教育

2012-01-18 18:45:26 | アメリカの大学で教える

今日は一日、アメリカでは米ネット著作権保護法案が新聞記事に大幅に取り上げられる。抗議行動として、Googleも黒塗りされ、Wikipediaは24時間にわたってサイトを閉鎖するらしい。

そういう話題の中、たまたま大学が主催のオンライン教育の著作権に関するウェブナー(ウェブセミナー)に申し込んでいたので、その講座内容と今回の著作権保護法案が切実に感じられた一日だった。

教員がテレビ録画したビデオを授業でも使用することに際しても、放映されてから○日以内に使用しなければならないとか、放映後○○日以内にそのビデオを処分しなければならないなど、非常に厳しい。

基本的には、授業にインターネットに掲載されている論文を印刷して、学生に渡してはならないらしい。またyoutubeなどのリンクもオンライン上に載せるには許可がいるらしい。極端な場合は、メールで他の人に内容を転送する時も許可をもらわなかったので、著作権侵害で訴えられたとか、非常に神経を使う。

自分が作成した授業内容の著作権でも、大学にあるのか、自分にあるのかを明らかにしておく必要があるらしい。学生が書いたペーパーも、もし別の学生たちに模範例として示す場合はあらかじめ許可をとらないと著作権にひっかかるらしい。

著作権違反で、教員たちが職を失ったり、多額の罰金を支払ったという話を聞いて、正直怖くなる。

オンラインの授業の中での自分の書いた文章、学生が書いた文章で名誉毀損で訴えられることにならないように、極めて言語表現には注意しておくこと。言論の自由というのは建前らしく、名誉毀損にならない範囲での言論の自由というのは解釈が難しい。

さらには酔っ払った写真をフェイスブックに掲載(友達が掲載?)してあったため、大学がそれを発覚し、教員が解雇された例などもあるそうで、今まで学生とはフェイスブックでのつながりを承認しないでよかったとつくづく思う。

日本はどうなのだろうか。

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