キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

留守番ネコ

2006-05-25 20:24:04 | アメリカ便り
 3日前、もうすぐ10歳になる息子は、家に一人で留守番しているペットのネコ“キキ”の代筆で手紙をくれた。「今日、家を飛び出して、今シカゴ空港についたところです。空港では、マクドナルドでダブルチーズバーガーを注文して、皆がびっくりしていました。シカゴ空港からは、ビジネスクラスを使って、ボーイング777号に乗って、日本に向かっています。」そして横には「にゃお」とないているキキとそれを迷惑がっている隣のお客さんの絵がかいてあった。
 自閉症の息子は、時々キキからの手紙を書いてくれて、おもしろい。飛行機のビジネスクラスの席は息子の将来の夢。自分の夢をネコに託し、いろいろ想像話を作り出す。
 本物のキキは今頃一人で何をしているのだろう。ペットを置いて1週間も旅行するなどひんしゅくだと日本に来て気付く。アメリカだったら、ペットシッターは日常茶飯。可哀想なキキに100円ショップで日本製のキャットフードをお土産に買う。
 明日は、モントリオールから夫が家に帰ってくる。キキの一人暮らしも今日まで。キキと夫はどんな静かな時間を過ごすのだろうか。
コメント (2)
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