キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

ピアノのレッスン -教育ママゴンの悩み

2006-09-11 12:06:29 | アメリカ便り
 夏の間お休みを取っていた息子のピアノのレッスンが9月から始まった。去年の秋より、お世話になっている息子の先生は、大学の音楽学部の男子学生。音楽の教授の息子で、しかも成績優秀ということでDean’s Listに名前が何度も登場するスグレモノの先生。でも子どもに教えるのは初めてだったそうで、慣れないながらも親身になって教えてくれるのが親にとっては嬉しい。

 私も小学校の1年生頃から、途中何回も休みながらもずっと10年近くピアノを習ってきた。クラシック音楽好きな父の影響もあって、モーツァルト、ベートーベン、ショパンなどの音楽を聞きながら、なんて綺麗な曲なんだろうと、子ども心に感動を覚え、いつか弾いてみたいと夢を抱いた曲が幾つもあった。今その自分の子どもが、モーツァルトのトルコ行進曲を聴いて感動したりする姿を見ながら、音楽は世界共通の言語であることを実感して嬉しくなる。

 しかし、ピアノの教え方は、国と時代によって違うらしい。息子のピアノのテキスト本は、最初からシャープが出てきたり、和音が出てきたりして、大丈夫かなと不安になる。クラシック路線で、と一応お願いしてあるので、信頼するしかないが、私の子どもの頃弾いていた曲とあまりにも違うのでショックだった。けれども昨日のレッスンで、今度からスケールをやりますよ!ということを聞いてほっとする。

 親にとって子どもにピアノを習わせて大変なのは、日々の練習。先生からは、 毎日30分練習するようにしてくださいと言われるが、こちらの根気が続かず、落ち込んでばかり。息子も私もすぐにかっときてしまって、喧嘩別れ。あまりにもびしびししごくので、「ママ、どうしてそんなに厳しくするの?」と息子に嫌われることもしばしば。嫌われながらも、やり始めた習い事、息子と二人三脚でぜひ続けたいというのが今秋の目標だが、どうなるやら!! 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする