キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

近所の人との交流

2010-04-23 06:24:51 | アメリカ便り
ワシントン州に住んでこの夏で3年目。

アメリカに移住してから、8回も引越を経験したので、なかなか友達をつくったり近所の人と仲良くなるまでが大変だが、最近少しずつ近所の人と交流することが増えてくる。

お隣のEさんは、大学の副学長の奥さん。しかもそのご主人はうちのダンナの直属のボスなので、少し緊張してしまうが、とても親切なファミリー。

先月参加した大学主催のディナーパーティで顔を合わせ、「今度一緒にお茶を飲みましょう」と誘われ気になっていたが、一昨日、Armish Friedship Breadで焼いたケーキと種(スターター)を持って訪ねていくと、「中に入ってお茶を飲まない?」と誘われる。

イースターに腰を怪我してから、あまり外に出ることもなく淋しく過ごしていたらしく、私の訪問を喜んでくださる。今度結婚する娘さんの話とか、今習っている作曲のクラスの話など語ってくれる。人の噂話(ゴシップ)が好きじゃない人らしいので、そういう人と時間を過ごすとなんとなくほっとする。

もう一人の近所のSさんは、シェークスピアを飼ってから時々一緒に散歩する友達。長らく不動産の仕事をしている人で、近所や地元の人に対する情報に非常に詳しい。散歩しながら、「この家にはね、パキスタンの家族が4組も住んでいるのよ。違法なのよね」「この家は大学のフットボールのコーチのお家なのよ。とっても芝をきれいに手入れしているのよ」といろいろ教えてくれる。しかし娘さんを交通事故で亡くされた人で、大変な苦労をしてきたらしいと察する。

忙しい中、こういう人との交流が嬉しく、暖かい気持ちにさせてくれる。

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