キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

入院ですっかりリゾートホテル気分

2011-04-26 18:56:06 | アメリカ便り

念のために、もう一日入院することになった。

熱が下がってからは、体が殆どもとの健康状態に戻ったので病院生活はまるでリゾートホテル並みだ(シャワーの許可が出ていないのが残念だが)

まず、一切家事や子育てからすっかり解放され、3食昼寝、テレビつき。最近息子のことでストレスが溜まっていたので私には必要な休暇だったのかと思う。雑用からすっかり離れたシンプルな生活が本当にありがたい!自分のことだけ考えながら時間を過ごせるのはもったいないくらい贅沢な気分だ。

頻繁に注射器や点滴、血液検査などの不快感などを除けば、久しぶりにのんびりさせてもらった。

この病院は多種な人種が働き、いろいろな人と出会えるので面白い。7年前に設立された大手病院で施設が新しく、気持ちがいい。

食事のメニューは、オードブル、メインデッシュ、デザート、ドリンク(コーヒー、ミルク、紅茶など)を2種類ずつの中から1品ずつ選べるようになっている。今夜からはベジタリアンのメニューにお願いした。最初の日は、殆ど何も食べられなかったが、今日になってようやく食欲がもとに戻ったのが分かる。昨日の看護婦さんのスパルタな指導(どんなに寒くても水氷につけたタオルを頭とわきの下それぞれにはさみ、熱を39.5度からほぼ平熱まで下げる)が良かったのかもしれない。

さて、保険でいったいいくらくらいカバーされるのだろう。目が飛び出すほどの金額が請求されるような気がして仕方がないが、考えるだけストレスなのでやめておこう。

最初入院した夜、夫は私がもしかして死んでしまうのではと思い、涙を流していた。それだけ症状が重く見えたのかもしれない。これだけの年齢になれば、高熱だけでも命とりになりかねない。そう思うと、生かされたことのありがたさを実感する。

コメント (4)
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