ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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ソマリアに自衛隊派遣

2009-01-23 09:23:25 | 政治

 世の中はどこまで落ちていくのかなあ・・・・

底が見えないっていうか・・・ 今、自分が普通に生きている事が

不思議に思えてしまう程です。

 

ソニーが工場を閉鎖して世界的に人員削減(今度は正社員も)

新日鉄が高炉を停止、アメリカのマイクロソフト社が5000人削減

こんなにどうしようもなくなっているのに、

日本の国会では「消費税増税の時期を予算に盛り込む」ってこればっかり

国民はもう麻生さんが「ブレ」ようが「ブレ」まいがどうでもいいと

思っているのでは そんな細かい事を気にする前にやるべき事が

あるのでは?

 

 来週にも準備指示 

   「海賊」海自派遣で防衛相 

 

 海賊対策プロジェクトチーム(PT)は二十二日、

  アフリカ・ソマリア沖の海賊対策として、自衛隊法の海上警備行動に

  基づき海上自衛隊の護衛艦を派遣することを正式に了承した。

 浜田靖一防衛相は来週にも派遣準備を海自に指示する。

 約一カ月の準備期間をおいて海上警備行動を発令。

   現地での活動開始は三月以降になる見通し。

 自衛官には司法警察権がないため、海上保安官が同乗する。

 海自が保護する対象は、日本船籍や日本人、日本の貨物を積んだ

   外国船舶など。

 政府・与党は海上警備行動による派遣は応急措置として、

   新法の法案を三月上旬までに国会に提出する方針だ。

 

 記事としては小さいのですが、問題は大きいような気がします。

  今回の派遣は護衛艦としての出動・・・(出撃と書きそうになった・・)

  なんですけどーー

  実はイラク派遣より危険な状況に追い込まれる可能性が高いのね。

 

 なんせ相手は海賊ですから・・・

  (思わず「エル・アルコン鷹」を思い出しちゃうけど)

  容赦ないっていうか、相手が何であろうと攻撃してくるでしょう?

  そうなったら自衛隊はどうするの?

 

 司法警察権ってどういうものかよくわかりませんが、これが

  ないからって海上保安官が同乗するっておかしくないですか

  実際には海上保管官が何をするんでしょう?命令するの?

  命令系統が分かれてしまうのでは?

 

 今の法律上では、日本の軍艦はあくまで「護衛」としてついていく

   だけの存在で、その「存在」によって威嚇するだけなのね

   だから実際に攻撃をしけかれらたら、自衛の為の攻撃が果たして

  許されるかどうかは疑問。

  まして、おとなりで外国の船が海賊に攻撃されていても助ける事すら

  出来ない。

  森永卓郎さんでしたっけ?

  「そうなったら逃げ帰りますよ。日本は。それでいいじゃない。

  武器なんか持つから戦争がおこるんだ。何が何でも武器を持たずに

  話し合いで解決すればいいの

  と、堂々と発言して田母神さんが苦笑してましたっけ

 

 世界中が武器を持たなければそれが理想ですが、そうはいかないのが

  世界です。本当に見捨てる事のないように新法案を可決するのだとは

  思いますが、憲法9条の規定の中でどれほどの事が出来るのか。

 

  日本は過去に侵略を行った悪い国である。

    もし軍隊や武器を持たせたら再び侵略国家になりかねない

    ゆえに自衛隊は軍隊ではない。災害救助隊である。

    ソマリアに派遣されるのも人道的な意味から。ゆえに相手に

     攻撃されても反撃する権利はない。

     例えお隣で外国船が攻撃されて死者が出ようとも、助ける為の

     攻撃をしてはいけない。

     運が悪く弾が当たったら死ぬべきである。

今の法律ってこういうことなんですよね?そして田母神さんなき

自衛隊の教育方針もこういうことなのよね?

こんな考えで国家の防衛なんかできるわけないです。

だったら「防衛省」という名前を止めて「災害救助省」にでもすれば?

   

コメント (3)
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